劇団ひとりMC、ウエラン井口やAマッソ加納ら腐り芸人セラピーが熱いお笑い談義に

本日2月3日（土）、翌週10日（土）深夜放送の「ゴッドタン」（テレビ東京）にて、新企画「腐り芸人セラピー」が展開される。

「テレビバラエティにうまく対応できない」「売れている芸人を素直に認められない」といった、心に闇を抱える芸人を“腐り芸人“と呼び、たびたび取り上げてきた「ゴッドタン」。これまでハライチ岩井、インパルス板倉、平成ノブシコブシ徳井という個性豊かな腐り芸人の闇にスポットを当ててきた。今回の新企画はゴールデンから深夜帯までさまざまな番組に順応している劇団ひとりをMCに迎え、腐り芸人同士で語り合い前向きになろうというもの。腐り芸人の“予備軍”だというウエストランド井口、Aマッソ加納、鬼越トマホークも参加する。

先日行われた収録では、腐り芸人の事前アンケートを紹介するブロックだけでもそれぞれから大量の不満が噴出。「腐ってすらない」と強調する徳井が鋭い分析力で岩井や板倉にアドバイスする場面もあった。彼らの終わりの見えないトークのあと、ようやく呼び込まれた予備軍の3組は順に自身の現状を告白する。かつてと比べて若手が困窮していると強く訴えた井口はおぎやはぎらパネラー陣から「賞レースでネタをがんばれ」とたしなめられると、予想外の返しでスタジオを騒然とさせ、集中砲火を浴びた。

加納は女芸人ならではの葛藤や求められることへの違和感を吐露する。トークは次第に熱を帯び、お笑い番組らしからぬシリアスな展開に。オリジナリティを模索する加納が直面する問題に対し、徳井やMCのひとりまで語気を強めていった。また鬼越トマホークは番組スタッフからの注文にまつわる悩みを明かし、この日全員分用意してきたという毒舌ネタを次々に披露。おぎやはぎ、劇団ひとりだけでなく、佐久間宣行プロデューサーまで巻き込み大きな笑いを生んだ。

2週にわたってオンエアされる「腐り芸人セラピー」。芸人による奥深い議論の様子を見逃さないように。