劇団ひとりが大河ドラマに出演するのは2015年に放送された「花燃ゆ」以来、2度目のこと。「西郷どん」では“洋服を着た漂流者”として登場する。
この漂流者は琉球で密航者として捕らえられた。衰弱し何も語らず、口ずさむ歌は異国の歌らしく誰も理解できない。謎多きこの男が薩摩にやってきたことで大波乱が巻き起こる。果たしてどんなキャラクターなのか、ひとりは「その男は奇妙な人生を歩み、当時の日本にとんでもない新しい風を吹き込んだ人物ですので、その瞬間を是非みなさんに見てほしいです」と語る。
また制作統括の櫻井賢氏も「その登場は、かなりミステリアスです。そこに謎の男がいる。見慣れない着物を着ている。いったい何者なのか、善人か?悪人か? そんな『謎の漂流者』を見事に演じ、素晴らしい存在感を発揮して下さいました」と劇団ひとりの出演についてコメント。さらに「歴史に詳しい方、勘のいい方はもうお気づきかもしれません。でも気づいても胸の奥にしまっていてください。幕末において大変重要な人物だということは間違いなく、その謎の答えは、放送にて!」と視聴者に期待させている。
劇団ひとり コメント
「西郷どん」出演のオファーをいただいたとき、渡辺謙さんとお芝居ができるとテンション上がりました。謙さんは僕にも演技プランを相談してくれて、意見を聞いていただき、うれしかったです。こんなことができる芸人はほかにはいないと思います。
僕の父が高知出身であることと、ご先祖様の中には幕末にゆかりがある人もいるので、高知とは縁が深いと思っています。ご先祖様のことを考えると、高知関連のお仕事ができることはとてもうれしいです。ただ土佐弁はとても難しかったです。
その男は奇妙な人生を歩み、当時の日本にとんでもない新しい風を吹き込んだ人物ですので、その瞬間を是非みなさんに見てほしいです。
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