とろサーモン村田、濡れ場初挑戦のポルノ映画「牝猫たち」でブルーリボン賞候補に

映画「牝猫たち」に出演したとろサーモン村田が、東京映画記者会（スポーツニッポン新聞社など在京スポーツ7紙の映画担当記者で構成）が選ぶ「第60回ブルーリボン賞」の新人賞にノミネートされた。

池袋の風俗店で働く3人の女性の生き様を描いた「牝猫たち」は、日活ロマンポルノの製作開始45周年を記念する「ロマンポルノリブートプロジェクト」の一環として製作された作品。村田は相方の久保田と共に地下で活動する売れない芸人役で出演しており、本作で濡れ場に初挑戦した。なお久保田もSMプレイの女王様に縄で縛られなじられるシーンを体当たりで演じている。

監督を務めたのはNetflixドラマ「火花」で村田と現場を共にした白石和彌。昨年1月に行われた「牝猫たち」のトークイベントでは「秘密のSMクラブみたいなところで漫才をやっていそう」「2人して人を殺していそう」というとろサーモンのイメージを役に重ねたことを明かし、「強烈な個性があるっていうことがまず第一。それと、間の取り方が芝居にも通用する。うまい。普段からこういうこと言ってるんだろうなって思うくらいリアリティがありました」と評価していた。「牝猫たち」はBlu-ray、DVDで販売中。

このほか、北野武監督「アウトレイジ 最終章」が作品賞と監督賞に、板尾創路監督「火花」が作品賞にノミネートされている。本選考は1月7日（日）に実施。2月8日（木）に東京・イイノホールで授賞式が開かれる。