さや香、M-1初の決勝にうれしさと怖さ「引っ掻き回したい」

「M-1グランプリ2017」決勝へ進出するコンビ9組のコメントを、お笑いナタリーが1組ずつ掲載中。本日11月29日は、さや香のコメントを紹介する。

初めて「M-1」決勝に進出する2人は、このたびの躍進にうれしさと怖さを隠さない。新山は「僕たちは決勝出場コンビの中で、一番知られていないと思うので、思いっきり出し切って『M-1』をめちゃくちゃに引っ掻き回したいと思います！」、石井は「僕自身、ネタ中に新山を見ながら笑っていますが、僕と同じタイミングで新山を見て笑ってもらって、さや香の時間を日本中で共有したいと思っています」と大舞台へ気合十分な様子だ。

さや香 コメント

──「M-1グランプリ2017」決勝進出を決めた率直な気持ちをお聞かせ下さい。
新山：うれしいのとビックリしてるのと、あとは怖いのと。ずっと毎年見ていた舞台でやれるのかな、という怖さですね。あとは、もし売れてしまったら、忙しくなりすぎて寝れなくなってしまうのでは？という怖さもあります。ここからは未経験ゾーンなので、その恐怖はありますね。
石井：毎年見ていた舞台に立てるという実感がちょっとずつ湧いては来ていますが、まだ100%まで届いてなくて未だにフワフワしています。怖さもありつつ、うれしさありつつ。両方感じています。

──「M-1」へ向けて今年1年、特に取り組んできたことがあれば教えてください。
新山：今年、ネタ数はこれまでより多くて1月から数えて30本以上は作っています。ライブもいろんな方とやらせてもらったりして、ネタをかなり作りました。
石井：ネタを作る新山のことを何よりも信頼するようにしたことですね。これまで以上に新山らしさを出してもらうために、今まででいちばん頼りきろうと意識した1年でした。

──他のファイナリストの中で意識しているコンビとその理由を教えてください。
新山：ジャルジャルさんは、デビュー1年目のときに共演させていただいて憧れていましたし、特に後藤さんは、デビューしたときから顔が似ていると言われ続けてきたので。ただ同じ顔は2つもいらないと思っているので、この舞台で勝ちたいと思います。
石井：ミキですね。亜生が同期で、同期の中でも筆頭株の感じで売れ出していて、そんなミキと「M-1」の決勝の舞台で戦えるので勝ちたいです。本当は、仲もいいので一緒のステージに立てるうれしさもありますが、絶対に負けたくないですね。

──ネタ順は決勝当日に「笑神籤（えみくじ）」という新たな方法で決められます。どの辺りを狙いたい？
石井：中盤の5番目以降に出たいなと思います。
新山：僕らはネタのスタイルがそんなにかぶらないと思っています。だから、どの順番で出ても違いをお見せできるんじゃないかなと思っています。

──優勝賞金1000万円の使い道は？
新山：引っ越したいですね。今、芸人5人と同居していて、最近までクーラーもなくて。
石井：今、歯がないのでエエ歯を入れたいです。あとは、父親が76歳になるので、父のために何かをしてあげたいと思っています。

──最後に「M-1グランプリ2017」決勝へ向けた意気込みを一言！
新山：僕たちは決勝出場コンビの中で、一番知られていないと思うので、思いっきり出し切って「M-1」をめちゃくちゃに引っ掻き回したいと思います！
石井：僕自身、ネタ中に新山を見ながら笑っていますが、僕と同じタイミングで新山を見て笑ってもらって、さや香の時間を日本中で共有したいと思っています。