かまいたち「M-1」初の決勝へ、底知れないコンビだと見せつけたい

「M-1グランプリ2017」決勝へ進出するコンビ9組のコメントを昨日11月24日より、お笑いナタリーが1組ずつ掲載中。本日11月25日は、かまいたちのコメントを紹介する。

今年「キングオブコント2017」で優勝したかまいたちは、「M-1」ではこれが初の決勝進出。濱家は「やっとスタートラインに立てた」と語り、山内は「たまたまコントで先に優勝しただけで、もともとは漫才・コントと両方やっていたので、どちらもできる底知れないコンビだというところを見せつけたい」と自信満々な様子を見せている。

かまいたち コメント

──まずは「M-1グランプリ2017」決勝進出を決めた今の率直なお気持ちをお聞かせ下さい。
濱家：今回初めて決勝に進むことができて、やっとスタートラインに立てた感じがします。自分たちの形で楽しみながら、僕たちの漫才を皆さんにお見せできたらいいなと思っています。
山内：決勝に初めて進めてうれしいです。「キングオブコント2017」で優勝したので、コントのイメージがある人も多いと思います。ただ、たまたまコントで先に優勝しただけで、もともとは漫才・コントと両方やっていたので、どちらもできる底知れないコンビだというところを見せつけたいです。すごいなと言わせたいです。
──「M-1」へ向けて今年1年、特に取り組んできたことがあれば教えてください。
山内：今年は単独ライブで「すべてのチャンピオンになるために」っていうタイトルで1年間やってきて、今まさにその目標が現実に近づいているので、ここまで来たら達成して、周囲をビックリさせたいです。ホンマになったぞと。昨年「キングオブコント」3位で悔しかったので、単独ライブはチャンピオンになるためのネタ作りをしてきました。
濱家：ネタは相方に書いてもらっているのですが、僕から見ていて4分にこだわってネタ作りをしてきた1年だった。チャンピオンになるために賞レースに向けて臨んできたんだなというのはひしひしと感じていました。
──他のファイナリストの中で意識しているコンビとその理由を教えてください。
濱家：ファイナリストの中では、本当に意識をしていなくて、しいて言うならば……にゃんこスターですね。一番意識しているのはそこしかないですね。
山内：決勝進出の報道が出た瞬間に、スーパー3助さんから「おめでとうございます！」ってLINEがきました。ここでもう一度、世間の人に「キングオブコント」で優勝したのはかまいたちであることを知っていただくために、「M-1」でも絶対に優勝したいと思っています。
──ネタ順は決勝当日に「笑神籤（えみくじ）」という新たな方法で決められます。どの辺りを狙いたい？
山内：新ルールになって、見る側にすればめっちゃ楽しみだと思いますが、出場する側にとっては、すごく大変なルールだと思っています。どのコンビもちょっとはネタ順を考慮して準備するはず。それが通用しなくなるのと、最後になればなるほどストレスがたまりますね。いつかわからないので。4分以上のウンコはできないでしょ。順番で言うと4番5番あたりかな。トップバッター以外ならどこでもいいと思っているところはありますが、このルールだとトップの不利感は薄れるかもしれないですけね。でもトップと終盤はしんどいなと思っています。
濱家：いつ自分たちが呼ばれるかわからないので終盤は辛いですね。3番目以降が理想です。
──優勝賞金1000万円の使い道は？
濱家：お金をあげるのが一番の孝行やと思うので、家族のみんなにお金を配りたいと思っています
山内：やはり仮想通貨ですね。あと、株です。元金を増やしてからお世話になった人に配りたいですね。
濱家：まず還元せえよ！
──最後に「M-1グランプリ2017」決勝へ向けた意気込みを一言！
濱家：自分たちのよさが出るのは楽しんで漫才をやっているときなので、ネタ順にかかわらず心から楽しんでネタをやりたいですね！
山内：決勝戦までの間、一旦仮想通貨のことは忘れて臨みたいと思います（笑）。僕たちがやりたいネタをちゃんとできればいい結果が付いてくると思います。