「M-1グランプリ2017」決勝へ進出するコンビ9組のコメントを、お笑いナタリーにて本日11月24日より1組ずつ紹介していく。
本日掲載するのは、これが3回目の決勝進出となる
決勝は来月12月3日(日)にABC・テレビ朝日系にて生放送され、ジャルジャルのほか、かまいたち、カミナリ、マヂカルラブリー、ミキ、さや香、とろサーモン、和牛、ゆにばーすの9組が登場。彼らに決勝当日の敗者復活戦を勝ち上がる1組を加えた10組が優勝を狙う。
ジャルジャル コメント
──決勝進出おめでとうございます! まずは「M-1グランプリ2017」決勝進出を決めた今の率直なお気持ちをお聞かせください。
後藤:正直なところ、ホッとしています。2年前に決勝まで行きながらダメで、今回はこの決勝の舞台に出ることが決まって、まずは戻ってこられたことに対してよかったなという気持ちです。
福徳:「M-1」の決勝戦に出場できるかどうかで、年末のテンションやモチベーションもまったく違うんです。昨年は決勝に出られず悔しい思いを引きずってきたので、ようやく戻ってこられて、スタートラインに立てたなという気持ちですね。
──「M-1」へ向けて今年1年、特に取り組んできたことがあれば教えてください。
後藤:これまでのどの「M-1」よりも一番漫才に取り組んできた1年になりました。一昨年のネタを振り払って、より新しいネタにしないといけないという強い思いがあったので、面白い漫才をつくるためにゼロからスタートして築き上げた。これまでの芸人人生で一番漫才に打ち込んだ1年だったと自負しています。
福徳:2年前のネタは、僕達にとってひとつの完成形だと思っていたんです。これ以上ない漫才だと思っていたんですが、でも蓋を開けたら優勝できなかった。「もうこれ以上ないのに」って考えてしまって、ある意味どん底の2年間ではありました。ただ、今回はそんな思いを払拭してきたので、決勝に懸ける思いはとても強いです。
──他のファイナリストの中で意識しているコンビとその理由を教えてください。
福徳:かまいたちですね。今年コントで1位を獲っていてね。漫才で1位を獲らせるわけにはいかないです。二冠を防ぐためにはジャルジャルが優勝するしかないと思っています。
後藤:かまいたちは一番近いところでずーっと一緒に頑張ってきた後輩でもあります。去年はNSCで同期の銀シャリが優勝して悔しかった。今年、かまいたちに二冠を穫られたら、その比にならないくらい悔しいと思うので、先輩がしっかり壁となって、優勝したいと思います。
──ネタ順は決勝当日に「笑神籤(えみくじ)」という新たな方法で決められます。どの辺りを狙いたいですか?
福徳:これまでのように順番を先に発表されていたら、トップバッターだと本番まで辛い思いをするので、今回からの新ルールのシステムは、ありがたい部分もあると思います。ただ、1番はイヤですね。狙いたいのは7番、ラッキーセブンですね。
後藤:4番5番あたりですね。
──優勝賞金1000万円の使い道は?
福徳:「めちゃイケ」が終わるので500万円を分割して自分に振り込んで、「めちゃイケ」が続いていることにしようと、そう思いたいですね。
後藤:(しばらく考えて)車買いたいです。家のローンは意識せずに、車買いたいですね。
──最後に「M-1グランプリ2017」決勝へ向けた意気込みを一言!
後藤:いい意味でも悪い意味でもターニングポイントになると思います。2017年をいいターニングポイントにするためにも、「M-1」で優勝したいと思っています。
福徳:人生を後々振り返ったときに、2015年の「M-1」でトレンディエンジェルに負けたから2017年があったんやと言えるようにしたいです。2015年をターニングポイントにするためには、2017年に優勝するしかないと思っています。2年前は、意味のある負けだったと言えるように、優勝したい、そう思っています。
M-1グランプリ2017 村に芸能人がやってきた!~M-1王者の漫才旅~
ABC・テレビ朝日系 2017年11月26日(日)12:55~13:55
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
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