9月1日(金)に全国公開される本作は、中村航の同名小説を原作に「鳥人間コンテスト」にすべてをかける大学生たちの恋や友情を描く青春ラブコメディ。ナダルは人力飛行サークルTeam Birdman TrialのOBで、音もなく現れサークルについての知識をナレーション風に語り出すペラ夫というキャラクターを演じている。
イベントは東京・東放学園映画専門学校のオープンキャンパス内で行われ、映画業界に憧れる高校生や社会人たちが会場に集結。ナダルは「ちょうどドッキリにかけられまくってる時期で、最初はドッキリだと思った」と本作のオファーを受けたときの心境を明かし、「正直、監督もちょっとうさんくさい感じのドッキリ顔で(笑)。偽物の監督なんじゃないかと疑っていたんですが、撮影に
そんなナダルの抜擢理由について、プロデューサーの松本整氏は「年齢不詳で目立つ人が欲しくて。見た目のインパクトもあるけど、一番の決め手になったのは彼の特徴的な声です」とコメント。しかし「いい声すぎてセリフがまったく入ってこなかった」シーンもあったそうで、自分の声がBGMだと思われていたことを知ったナダルは「めちゃめちゃ長セリフがんばったのに!」とショックをあらわにする。さらに同じくプロデューサーの宇田川寧氏がナダルのアドリブが炸裂したシーンに言及すると、「シリアスシーンなのに笑かしたい欲が出てしまって。あとで間宮(祥太朗)くんにも『あれ、なんすか?』って突っ込まれてしまって(笑)。ずっと意味不明でいらんこと言ってました! すみません!」と謝る羽目に。
また参加者から撮影秘話を聞かれた場面では「バスを待つシーンで太鳳ちゃんがセミに話しかけたんです、『お願い、鳴き止んでー』って。そしたらもっとすごい勢いで鳴き出した(笑)」と微笑ましいエピソードを披露したナダル。最後は映画業界を目指す参加者に、「好きだなーって思う気持ちを大事にしてください。ひと握りの人しか成功しなくても、結局やらなかったら始まらない。僕も大学を出て社会人を経験してから芸人になったけど、やって失敗するより、やらない後悔のほうがきついなって思いました。何かやりたいなと思ったらやってみてください」とメッセージを送った。
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