「ぜひこの平和な空間へ」川原の思い溢れるぬりえ展スタート、かまいたちも来場

大阪・吉本興業本館1Fにて、天竺鼠・川原による「天竺鼠川原のひとことぬりえ展」が本日7月21日にスタート。同日、川原とかまいたちが会場を訪れた。

昨年11月に発売された「天竺鼠川原のひとことぬりえ」（ヨシモトブックス）収録のイラストに色を施した作品が飾られる本展。川原本人や雨上がり決死隊・蛍原、野性爆弾くっきー、笑い飯・西田、とろサーモン久保田、ジャルジャル後藤、銀シャリ鰻、ミキ亜生といった芸人のほか浅野忠信、ストレイテナーのメンバーも参加している。また約1000点の一般応募作の中から川原が選出した26点の優秀作品も。7月22日（土）と25日（火）には川原のサイン会が実施される。

会場を訪れた川原は、「絵は好きだったが上手でもないので、それに色を塗ってもらえたらなと思った」と「ひとことぬりえ」出版のきっかけを説明。「シンプルにぬりえだけで出そうとも思ったが、フキダシに『誕生日おめでとう』と書いてSNSに載せたりして、一般の人にもお笑いを楽しんでもらえれば。（人に）幸せになってほしいと思って芸人になりましたからね」と語り、「ぜひこの平和な空間へ、たくさんの人に来ていただきたい」と温かく呼びかけた。

同期であるかまいたちの作品を「逆にやられた。数ある賞を獲っているのに。総なめしてるのに……」などとイジる一方で、浅野忠信の作品を見つけると「センスの塊でしょう！」と絶賛する。また一般応募にもかなりの力作があったそうで、「こんなの出てこない。天才でしょ、子供は！」と舌を巻いた。選んだ26名には「僕のサイン入りおたまをプレゼント。おたまの中に絵を描いて、サインも書いて、絶対使えないし飾ることもできない」と川原らしいプレゼントを贈るという。

どの作品も細かく見るとさまざまなボケが発見でき、味わい深い同展。7月26日（水）まで行われているので気軽に足を運んでみよう。