マテンロウ・アントニー、イタリアの映画祭で大物のフリをしていた

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昨日7月15日、映画「獣道」の初日舞台挨拶が東京・シネマート新宿で行われ、キャストのマテンロウ・アントニー、カラテカ矢部、伊藤沙莉須賀健太吉村界人韓英恵、監督の内田英治、プロデューサーのアダム・トレルが出席した。

左からアダム・トレルプロデューサー、韓英恵、吉村界人、伊藤沙莉、須賀健太、マテンロウ・アントニー、カラテカ矢部、内田英治監督。

左からアダム・トレルプロデューサー、韓英恵、吉村界人、伊藤沙莉、須賀健太、マテンロウ・アントニー、カラテカ矢部、内田英治監督。

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「獣道」は宗教団体やネグレクト、少年犯罪、性産業などのテーマを織り交ぜながら、地方都市の若者たちの姿を描くブラックコメディ。主人公は親の愛を知らずに育った少女・愛衣(伊藤沙莉)と、そんな彼女に恋をする少年・亮太(須賀健太)で、アントニーは亮太が所属する不良グループの番長・堅太、矢部は地元のヤクザである喜田(でんでん)の舎弟・瀬能を演じる。

映画「獣道」に出演するカラテカ矢部(右)。

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イベントでは、映画出演時と同じ髪型にするために朝5時に起きてパンチパーマをかけたという矢部がMCを担当。彼から撮影の感想を尋ねられたアントニーは「最初の衣装合わせのときに監督に演技を見せたら、監督が絵に描いたようにしっかりと頭を抱えたんですよ。その監督の姿が忘れられなくて。僕にとってはこの映画の出演が“獣道”でした」と振り返る。

マテンロウ・アントニーの出演シーン。

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一方で、自身の演技に関してアントニーは「この映画をイタリアの映画祭で観たんですけど、なかなかいい演技していましたよ」と自画自賛。矢部から「イタリアでは調子乗ってたみたいですね」と言われると「そうなんですよ。日本ではみんな僕のことを知ってるじゃないですか。でもイタリアでは誰も知らないので、大物ぶって“ジャパニーズNo.1アクター”として堂々と手振ってきましたよ」と語り、会場の笑いを誘っていた。

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(c)third window films

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横川シネマ @yokogawacinema

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