TBS系列で7月期に放送される連続ドラマ「わにとかげぎす」にて、
「わにとかげぎす」は、「行け!稲中卓球部」「ヒミズ」などでおなじみの
有田がドラマの主演を務めるのは今回が初めて。彼はオファーを受けたときの心境を「『どういうことなんだろう?』『なぜ主演をさせてくれるんだろう?』って思ったんですけど、ここでグダグダしてたら相手の気が変わっちゃうかもしれないじゃないですか。だから今回ばかりは考えるより前に『やります』って言っちゃった感じです」と語っている。一方、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」をヒットさせたことでも知られる峠田浩プロデューサーは有田の起用理由について「有田さんが隠し持つ少年のような無邪気さや純粋さがこの役(富岡)にぴったりだと感じたから」とコメントした。
そのほかキャスト陣には、富岡に一目惚れする美女・羽田梓役の
くりぃむしちゅー有田 コメント
──ドラマの主役のオファーを受けたときはどんな気持ちでしたか?ドラマとか映画は好きなので、観てて「いいなー」って思うんですけど、撮影スケジュールが半端ないというか、1分のシーンを1日かけて撮るみたいな恐怖の事実を聞いてたんでね。今までは「数シーンだけでお願いします」「(拘束が)3日くらいだったら」みたいにスルスルッと誤魔化してたんですけど、まさか主役のオファーがくるなんて思わないじゃないですか。「どういうことなんだろう?」「なぜ主演をさせてくれるんだろう?」って思ったんですけど、ここでグダグダしてたら相手の気が変わっちゃうかもしれない。だから今回ばかりは考えるより前に「やります」って言っちゃった感じです。
──原作にはどんなイメージを持ちましたか?
重みがあって、人間の深いところを突く作品っていうイメージですね。僕にくるんだからザ・コメディみたいなドタバタしたお笑いのやつかなと思ったんですけど、シリアスな作品でした。もちろん面白いシーンもたくさんありますけど。
──実際に撮影が始まった感想はいかがですか?
始まったときは何もわからないって感じでした。バラエティだったら1分で終わる衣装合わせが2時間くらいあって、たくさんの大人たちがいろんな服を見ながら「これかな、あれかな」って言ってて。慣れないというか「こんな世界なんだ!?」ってビックリしてました。
でも実際始まってみたら、スタッフが僕のことを50年くらいやってるベテラン俳優みたいな扱いをしてくれるんですよ(笑)。「前からずっと演技見てましたよ」みたいな雰囲気を出してきたり、「いいですね今の!」みたいに乗せてくれたり。共演の本田翼さんや光石研さんも「初めてなんすかー?」って感じじゃなくて「前からやってらっしゃいますよね」みたいな感じで接してくれるから、違和感なく現場に入り込んでいけました。自分でも「何作品もやってますよ」って言いたくなりましたね(笑)。
──視聴者に観てほしいポイントは?
初々しい僕を見てください!っていうのももちろんありますけど、何よりも古谷さんの原作がすごく深くて、自分を照らし合わせてしまうシーンとかもたくさんあります。
イケメンや美女が出てきて恋をして「いいなーこういうの」ってドキドキできるドラマはたくさんありますよね。だけど今回は僕が主役ですから。生々しいいろんなシーンがありますんで、ぜひ入り込んで観てください。
本田翼 コメント
まず最初に有田さんが主演のドラマと聞いてびっくりしたのと同時に「面白そう」と思いました。この作品でご一緒できるのがとても楽しみです。
原作をとても大切にしている台本なので原作ファンの方はもちろん楽しんでいただけると思いますし、原作を知らない方でもドラマを観た方みんなが、孤独に怯え自分の人生を変えたいと葛藤しながら生きる有田さん(演じる富岡というキャラ)にどこか共感してしまい、応援したくなる、そんな作品だと思います。
私が演じる羽田という役は独特で、感覚が掴みづらい性格。役作りが難しいですがちょっと変な違和感と孤独の中にいる富岡さんを背後から引っ張り出す力強さを出せたらいいなと思います。
普通じゃない人たちがたくさん出ていて、でもなんだかとても生々しい、そんな作品です。放送を楽しみにしていてください。
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