ビートたけし「認めるのは洋七とさんま」嫉妬がテーマの特番

来月4月6日（木）に特番「ビートたけしの私が嫉妬したスゴい人」（フジテレビ系）が放送され、総合司会をビートたけしが務めるほか、劇団ひとり、横澤夏子、水道橋博士、伊集院光らがスタジオ出演する。

これは、一流の世界で活躍する芸能人やアスリートが嫉妬した人物を告白するバラエティ特番「一流が嫉妬したスゴい人」シリーズの第3弾。今回は梅沢富美男やGACKT、坂上忍、真琴つばさらが、他の有名人の才能や、親交の深い芸能人に抱いた悔しい思いなどを語る。

昨日3月28日に東京・フジテレビにて行われた番組収録後、たけしとひとり、加藤綾子が取材会に出席した。たけしは収録について「真琴つばささんはエンジンがかかって本音を言ったんじゃないかな。宝塚の関係者が見たらドキッとするのでは」、ひとりは「本当にすごい人は嫉妬心を表に出すことにあまり躊躇がないのかな、と。声優の田中真弓さんが気持ちいいくらい腹を割って話してくれました」と振り返る。

「この人には負けた」と自身が思った人を記者に尋ねられると、たけしは「認めるのは（島田）洋七とか（明石家）さんま。洋七にはB＆Bで“ツッコミボケ”を見せられた。『ひょうきん族』はさんまに頼りっぱなしだった」という。一方で「昔を懐かしむならいいけど、現役中は言いづらい。今はタレント同士で戦っている最中だからね」と述べると、ひとりが「だから、あんまり気軽に聞かないでほしい」と記者に忠告してスタジオ中の笑いを誘った。

さらに現在の芸人について聞かれ、たけしは「数が多すぎる。“MANZAIブーム”のときは飛び抜けた6組くらいの勝負だった。俺らは運がいいと思う。『ひょうきん族』くらい金をかけてくれれば、いいものがやれる。一瞬のギャグで2千万、3千万のセットを壊せた。時代がスターや流行りを作るのだとしたら、今は飛び抜けたものが出られない時代だよね」と持論を展開する。ひとりは「たけしさんの30代前半の映像を見ると、『これが今の自分より年下なんだ』と思って嫉妬する。『ひょうきん族』という番組にも嫉妬します」と話した。