2018年公開予定の映画「いぬやしき」にて、
この作品は
2002年公開の「竜馬の妻とその夫と愛人」から約16年ぶりに映画の主演に抜擢された木梨。実年齢より老けて見られてしまうという設定の壱郎を演じるため、特殊メイクを施した状態での撮影に臨んだ。また彼はCGを使ったシーンを撮る際には「頭、腕、身体全部に番号のシールを貼った状態で演じた」とのことで、そのときを感想を「新しい世界に踏み込んだ気持ちがしました」と述べている。
このほかキャストには
木梨憲武 コメント
久しぶりに映画をやらせていただきます。
初めに映画のオファーをいただいた時、「いぬやしき」というタイトルを聞いて、どんな作品なのか全然分からなかったですが、「パパ、『いぬやしき』やるの? やったほうがいいよ!」という原作ファンの僕の子どもたちからの後押しもあり、「やります!」と意気込んでやらせていただくことになりました。
僕の役柄は犬屋敷家のお父さんであり、実年齢より老けているおじいちゃんのような外見のサラリーマンです。そんな男が家族や日本を救うために超人的な能力を使って戦う、という面白くてやりがいのある役なので、演じさせていただくことはすごく光栄です。
今回、撮影の前に海外で全身をスキャニングしたり、CGのシーンでは頭、腕、身体全部に番号のシールを貼った状態で演じたりと、初めての体験ばかりでした。
つまり私はCG男優になればいいんだと、そのとき理解し、新しい世界に踏み込んだ気持ちがしました。
佐藤健くんとクランクイン前に話して、「なんてしっかりした役者なんだ!」と思いました。まさに俳優という感じで、やはり若手のエースですね! 彼との戦いのシーンも楽しみです。
役者・中井貴一さんに「いぬやしき」をやると伝えたところ、「木梨くん、犬の映画やるの?」と言われました。その悔しさをバネに気合を入れて頑張っています。ワンワン。
佐藤健 コメント
初めての悪役です。実年齢とはかけ離れた役ですし、僕が演じてもいいのかという葛藤もありました。しかし、ここまでスケールが大きく、心惹かれるキャラクターを前に、俳優としてこの役を演じたいという気持ちを抑えることができませんでした。お受けしたからには、これまでの役者人生で培ってきたすべてを注ぐ意気込みです。木梨さんはこの世界の大先輩ではありますが、敵役として全力でぶつかっていけたらと思います。
(原作マンガは)スケールの大きさに驚かされる作品です。獅子神が自分にとっての悪を圧倒的な力で殲滅していくシーンには、爽快感すら覚えました。同じ能力を得たはずの2人が真逆の道を選択し、そしてぶつかる。今後の展開が非常に楽しみです。
佐藤信介 コメント
漫画「いぬやしき」はストーリーの速度が映画を観ている時の感覚と似ていると感じました。映画向きの漫画だと思いましたし、「映像にしたいな」という気持ちになりながら読んでいました。「GANTZ」の経験を活かし、よりパワーアップした作品を作りたいと思います。
木梨憲武さんも佐藤健さんも、映画化するうえでベストオブベストのキャスティングになっていると思いますし、いま撮りながらその確信をより強めています。木梨さんは味がある役者で、こちらが望んでいる物以上のものを出してくれますし、佐藤さんも初のピカレスク的な役柄ということで今までに見たことのない表情を見せてくれ、2人ともこの映画にすごく当てはまっています。
日常の細やかさを描きながら、決して日常では見ることのできない空前絶後のバトルと世界観が繰り広げられる、そんな今までに無い映画になると思います。
奥浩哉 コメント
実写化には素直にワクワクしてます!
木梨憲武さんと佐藤健さんの犬屋敷さんと獅子神は漫画では出せない味が加味され、また原作とは違った魅力の作品になることを期待してしまいます!
脚本も原作の良さは勿論、邦画のスケールを超えている画面が想像され、とても完成が待ち遠しいです!
※記事初出時より、本文を変更しました。
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