バナナマン、おぎやはぎ、オードリー特番が深夜にレギュラー化、フジ春改編

フジテレビの2017年4月改編発表会が本日3月6日に都内にて行われ、バナナマン、おぎやはぎ、オードリーが出演するトークバラエティ番組「もろもろのハナシ」が水曜深夜にスタートすることがわかった。

「もろもろのハナシ」は特番として2度放送され、好評を博したことからこのたびレギュラー化。3組が「今、世間で話題になりつつあること」をとことん語っていく。フジテレビの深夜帯では「そんなバカなマン」「人生のパイセンTV」が3月をもって共に終了するが、春からは“お笑いヤング3”を自称する彼らが新たな形で笑いを提供してくれそうだ。

月曜深夜には若手芸人発掘番組「新しい波24」が昨年2016年12月の特番を経て、レギュラー放送される。レギュラーゲストとしてナインティナイン岡村が出演。初回は2時間スペシャルが届けられる。土曜19時には「最上級のひらめき人間を目指せ！クイズ！金の正解！銀の正解！」がスタートし、片桐仁が特番に続いて出題担当の「神様」役に。その土曜19時に放送されていた「爆笑キャラパレード」は「ネタパレ」に番組名を変え、金曜23時30分の枠に移動する。

そのほか水曜22時には既報の通り、バカリズム、劇団ひとり、ハライチ澤部、メイプル超合金カズレーザー出演の「良かれと思って！」がスタートする。

フジテレビ編成局次長・宮道治朗氏の話

バラエティは、ゴールデンタイムと22時以降で戦略を分けてやっていきます。

ゴールデンのクイズ番組は、世代を選ばず楽しんでいただける。22時以降は基本的に若年層がメインターゲット。そこから上下の年齢層にファンを広げていきたい。「キャラパレード」は意義のあるチャレンジをしてきたが、視聴率が苦戦しているのも確か。23時30分に枠を移動して、“かせ”を取り払って若年層をターゲットに100％振り切っていきたい。

「新しい波24」は芸人さんの才能が8年ごとに芽吹くという「お笑い8年周期説」に基づいてスタートさせる。「もろもろのハナシ」は今をときめく自称“お笑いヤング3”が出演。次世代のフジテレビのGP（ゴールデン・プライム）帯を担う王道バラエティに成長させるよう、大きな話題を振りまきたい。

「パイセンTV」と「そんなバカなマン」は2つとも終了するが、私自身も好きで思い入れの強い番組。2つの作品共に我々が伝えたいことを一定の期間をもって視聴者の皆さんにお届けできた。深夜の戦略としては長年やり続けるより、新しい企画でのチャレンジを考えなければいけない。2つの番組の終了は断腸の思いだが、未来へ向けて新しい手を打つのも大事だと思う。