昨日2月23日、東京・松竹芸能 新宿角座で新ライブ「7組×15分ライブ」が開催された。
出演したのは
三日月マンハッタンは15分の長尺漫才を繰り広げ、随所に「ネタ合わせのときに『何か足す』って言ったのはこれのこと」などと裏側を明かして笑いを誘う。本人たちも楽しそうで、互いにアドリブを放り込みながら笑わせ合っていた。ブリキカラスは漫才3本に加え、慣れないロケに臨んだVTRを上映。編集も自ら手がけており、すべてが手探りな中で仕上げられた荒削りな作品だったが、2人の人柄がにじみ出る内容に会場からはくすくすと笑い声が。
地主の娘・西園寺綾雨とその執事・宍倉の漫才で注目を集め、「M-1グランプリ2016」では準々決勝まで進んだたぬきごはん。この日も同様の設定で登場し、宍倉は綾雨に奉仕する。西園寺の名物だという、口を開けた宍倉の頬を綾雨が叩いてメロディを奏でる“宍倉太鼓”にも耐えてみせ、最後は綾雨の要望に応えて“綾雨太鼓”を苦悩しながら披露した。
トリを飾ったピーマンズスタンダードは、2本の漫才を流れるようにうまくつなげて1本の長尺漫才にしてみせると豪語する。しかし最初のネタ振りの時点でぎこちない南川に、吉田は「1本目の入りがヘタやな!」とツッコミ。もちろん2本目への切り替えも不自然で、Mr.Childrenから唐突に聖徳太子の話題へと強引に持っていく南川。ボケが残り1つという段階で3分余っていることが発覚し、無理やり1つ前のくだりを膨らませて引き伸ばす場面も。つかみで話していたコント「社民党」も飛び出しそうになり、結果的には15分をオーバー。最後に吉田が「もうええわ」とキレイにツッコんで舞台をあとにした。
このほか、せつこは渡辺麻友(AKB48)のモノマネや初披露だというネタを成功させ、紺野ぶるまは2本のコントと得意の「おっぱいなぞかけ」で会場を沸かせた。エンディングでは、このライブを定期的に実施する計画があるとピーマンズスタンダードがアナウンス。今回足を運べなかった人は次回開催に期待しておこう。
関連記事
ピーマンズスタンダードのほかの記事
リンク
- 松竹芸能 新宿角座
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
お笑いナタリー @owarai_natalie
ピーマンズスタンダードはつなぎ目バレバレの長尺漫才、角座で7組が15分のステージ https://t.co/VMXapyxCs5 #コメントあり https://t.co/hWDEVLVaa4