ジャックナイフが妖精に!千原ジュニアの新番組登場
2009年10月6日 14:20 1
これは、妖精となった千原ジュニアが、芸人たちのいまいち活かしきれない芸にアドバイスを加え、使えるものにしていこうというコンセプトの番組。“妖精仲間”の山崎邦正、世界のナベアツ、
芸人からのお悩みに対しては、面白い使い道が“誕生”することもあれば、“却下”や“宿題(先送り)”の可能性も。見事新しい使い道が誕生した際には、番組の携帯サイトでその芸を見ることができる。
記念すべき第1回目のゲストは、芸歴10年目の
ほかにも、
収録後に開かれた会見では「妖精姿が一番似合うのは?」という質問に、満場一致で「ジュニア」の回答が。ジュニアも満面の笑みで「どうも!MC妖精です!」と答えた。
この番組では悩みに答える立場の山崎だが、会見ではなぜか「自分も相談に乗ってほしい」と申し出た。答えに注目が集まる中、ジュニアが出した回答は「まず特技を持ってないと」。至極まっとうなツッコミによって山崎の申し出は却下された。
他の妖精陣の隠れた特技は「歴代総理大臣の名前が言える」(田村)、「スケボーがすごく得意。」(ナベアツ)、「事故のせいで、右ひざで天気が分かる。ヒザ予報」(ジュニア)とのことだ。これらの特技がどのように放送で活かされるのかも注目だ。
第1回の放送のみ26時15分から。2回目以降は25時55分からの放送となる。今後も
会見一問一答
――番組一番の見どころは?
千原:いまいち開花していないわけですから、絶対にほかでは見られないような芸が、色づけ、味付けされて見られるものになっていく、その過程までも楽しめるというところですね。
田村:芸の誕生の瞬間を見られて、愛着湧きますよね。
山崎:そうそう。ホンマの話、スター出るよ!
ナベアツ:最短距離で!
――初収録を終えてみてどうですか。
川島:いろんな番組のオーディションで箸にも棒にもひっかからへんかった人が出れるっていうのがすごいし、本当に花開いて帰れるという、芸人にとってこんなにありがたい番組はないんじゃないですか。われわれ後輩にしてみたら、芸の相談なんて先輩にはできませんから。でも、この番組内では普通に相談できて、みんな(妖精)も本当にいいと思っていることをアドバイスしているから、若手芸人は幸せですよ。
山崎:僕は本当にスターが誕生する番組だと思っているし、期待している。今日の芸の中でも、ちゃんと衣装を着けてセットも作ってやっているところを見てみたいと思うものがあります。
ナベアツ:妖精側じゃなく相談する側で出たい。いいですか?今度。
山崎:俺も出たい。
千原:出られるのは特技があってのことですからね。
山崎:それも見つけてもらうってわけにいかん?
――コスチュームを着けて妖精になってみた感想は?
ナベアツ:あの……それ絶対聞きたい?
山崎:妖精という意識はまったくない!
川島:回を重ねるごとにだんだん衣装のパーツがなくなっていくと思います。
山崎:あとね、この羽の幅が頭に入ってないんで、ガンガンぶつかるんですよ。
田村:隣と当たらないように、座っている時は妖精フォーメーション組んでます。
――妖精姿が一番似合うのは?
ナベアツ:そりゃ、MC妖精のジュニアさんでしょう。
千原:どうも、MC妖精です!
山崎:オープニングなんてホンマ、カワイイ!
ナベアツ:あのジュニアがあんなカワイなるなんてな。
千原:というのも、MC妖精ですから!
ナベアツ:ヤンマガの巻頭グラビアいけますやん!
――みなさんの後輩で、この隠れた芸を開花させたいという人は?
ナベアツ:レイザーラモンRGが、チョッパーができるほどベースがうまいって聞いてるんですけど、あいつそれをみんなの前でやるのが嫌なんですって。それを見せて欲しいいのに全然似てない海老蔵さんとかやるんですよ。あいつ気持ち悪いんです。
田村:ムーディ勝山とかもう封印されかかっている芸を、もういっぺんリサイクルするっていうのもありかなと思っています。
千原:なるほど。左から右に?
川島:再生工場ね。
千原:吉本はいま大勢いますから、知らん芸をもった人がいるんでしょうね。
山崎:今日の人もほとんど初対面やもんね。あと、今日出た子の相方にも会ってみたいね。
――限られた時間内で芸を変えていく難しさは?
千原:難しいですよね。手の施しようがないものもありますから。
ナベアツ:2本目で分かったのは無責任の方がええ。
千原:気を使わずに、とりあえずやらせてみるっていうね。ただ、よそで今日の芸をやるときには、我々の名前は一切出さないように! そこまで責任持てません!
――みなさんの隠れた芸は?
田村:僕は歴代総理大臣の名前がいえるんですけど、どう調理したらいいのか分からないので、妖精さんになんとかしてほしい。
ナベアツ:僕はスケボーがすごく得意なんですけど、自分ではどうしたらいいか。あとは、4の倍数でアホになれるとか。22でもできます!
千原:スゴいな! でも5は無理やろ?
ナベアツ:5は無理です。
川島:親父の仕事を手伝ってたことがあるので、車の塗装ができます。これを笑いに変えてほしい。
山崎:僕は舌が割れるんです。これをどないかしてほしい。
千原:無理無理、封印! 僕はね、事故のせいで、右ヒザで天気が分かる。ヒザ予報。
川島:事故ネタは笑いにできないでしょう!
※記事初出時、番組情報に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
お笑いナタリー @owarai_natalie
ジャックナイフが妖精に!千原ジュニアの新番組登場 http://natalie.mu/owarai/news/show/id/22060