日活ロマンポルノの製作開始45周年を記念した「ロマンポルノリブートプロジェクト」の一環として製作された「牝猫たち」は、池袋の風俗店で働く3人の女性の生き様を描いた作品。とろサーモンは地下で活動する売れない芸人役で劇中に登場する。村田は本作で濡れ場にも初挑戦。久保田もSMプレイの女王様に縄で縛られなじられるというシーンを体当たりで演じている。
イベントではポルノ作品の撮影現場での驚きや恥ずかしさを語ったとろサーモン。「一番相方に(濡れ場を)見られたくない」という村田に対し、久保田も「現場に行ったらこいつが裸で女性と絡んでて。『これ何?』と思って。怖くてまだ(作品を)観てない」と述べる。しかしSNSで「友達にも聞いたことあるんだけど、村田って本当にあんな感じなんだよね」という投稿を見つけてしまった久保田は「そうなんでしょ?」と役柄同様に日頃から女性を乱暴に扱っているのではないかと村田に疑惑の目を向けた。
ドラマ「火花」で現場を共にし、「とにかく芝居が上手だった」と村田に信頼を寄せる白石監督は、村田の濡れ場に細かい指示は入れなかったという。「村田さんがいつもやってる感じで」とだけ注文を入れたのだと話すと、「いつもやってる感じでやってるやん!」と驚く久保田。すかさず村田が「やってるかい! (女性を)鎖でつないで立ちバックするかい!」と劇中の一幕を引き合いに出してツッコむが、さすがの久保田も「ワードが強いから……(笑)」とそれ以上の発言をやめさせる。
白石監督によれば、「秘密のSMクラブみたいなところで漫才をやっていそう」「2人して人を殺していそう」というとろサーモンのイメージが役に重ねられた。監督は2人の役者ぶりについて「強烈な個性があるっていうことがまず第一。それと、間の取り方が芝居にも通用する。うまい」と評価。「普段からこういうこと言ってるんだろうなって思うくらいリアリティがありました」と冗談交じりに村田のサディステックな一面を引き出している手応えを語った。
「俺は吊るされるだけって聞いてて本当にそれだけやったわ!」と自身の役を説明した久保田は、イベントの最後に「これをきっかけにいろんなポルノ映画に出ていきたいなと。AVでもいいし、どんどん画面に出ていきたいと思います。お仕事お待ちしております」と畳みかけるようにしてコメント。「世間はPPAPですけど、こっちはPOLUNO(ポルノ)ということで。本当のパイナッポーペンを観てほしいなと思います」とアピールして笑わせた。
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