劇団ひとり、山田洋次監督作に初出演「あの言葉だけでしばらくは夢心地」

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劇団ひとりが2017年初夏に公開予定の映画「家族はつらいよ2」に出演することが明らかとなった。

撮影に臨む劇団ひとりと監督の山田洋次(左から)。(c)2017「家族はつらいよ2」製作委員会

撮影に臨む劇団ひとりと監督の山田洋次(左から)。(c)2017「家族はつらいよ2」製作委員会

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本作は、今年3月に公開された「家族はつらいよ」の続編。劇団ひとりは敏腕刑事役で登場する。前作で描かれた平田周造(橋爪功)と妻・富子(吉行和子)との離婚騒動から数年、長男夫婦は自動車運転事故を危惧し、父・周造の免許を返上させようと画策していた。頑固な父親の説得役を兄妹夫婦となすりつけ合っているうち、平田家に新たな騒動が巻き起こる。

「家族はつらいよ2」に出演する劇団ひとり。(c)2017「家族はつらいよ2」製作委員会

「家族はつらいよ2」に出演する劇団ひとり。(c)2017「家族はつらいよ2」製作委員会[拡大]

初めて山田組に参加した劇団ひとりは、クランクイン時に「本当に尊敬する山田監督の作品に出演できて、すごくうれしいです。一度対談をさせていただいたことがあるんですが、結構熱烈なラブコールを送っていて、今回やっと念願が叶ったという感じです」と感激を明かしている。撮影を終えたあとは、「実はもう指先一つまで細かく指導されているんだなというのがすごく驚きでした。(『男はつらいよ』シリーズの)寅さんとタコ社長のケンカとかも、そんなふうに作られていたのかなと思いました」と話し、発見が多かった様子。

山田監督自身についても、「(対談をしたときは)とにかく本当に柔らかい雰囲気で優しい方だった。その印象だったので、現場入って顔つきがクッと変わって、いわゆる怒号みたいなのが多少飛び交っているのを見て『あ、現場に入るとこうなるんだなあ』と」と驚かされたという劇団ひとり。「僕が出たシーンのラッシュ(=ある程度編集したもの)をご覧になって、『本当に君にお願いしてよかったよ。すごく君のおかげで締まったよ』と監督から言っていただいて、本当にあの言葉だけでしばらくは夢心地というか。なんでああいうときにメイキングを回してないのかっていうね。まあ僕だけの素敵な思い出として取っておきます」と語っている。

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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u

ひとり「もう指先一つまで細かく指導されているんだなというのがすごく驚きでしたもう指先一つまで細かく指導されているんだなというのがすごく驚きでした」/劇団ひとり、山田洋次監督作に初出演「あの言葉だけでしばらくは夢心地」 https://t.co/SsrklQU27n

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