7月24日(日)、東京・世田谷区民会館にて「大阪よしもと漫才博覧会プレミアム」が開催される。
大阪で活動しているよしもとの芸人が、東京のお笑いファンやマスコミ関係者に向けて自慢のネタを披露する「大阪よしもと漫才博覧会」。第10回を記念する今回は会場を大きくし、トット、ジュリエッタや「第46回 NHK上方漫才コンテスト」優勝のミキ、先日の「第37回ABCお笑いグランプリ」で活躍した大自然ら、注目度の高い11組がネタを披露する。各テレビ局のプロデューサー、ディレクターに青田買いしてもらうコーナーも用意されており、どのコンビに「興味あり」の札が挙がるのかも見どころ。お笑いナタリーでは6月の「漫才博覧会」にも出演した
「NSC生500人くらいの中でダントツで輝いてるブスがおって『こいつと組んだら売れるやん!』と思って声かけた」という渚の狙い通り、ここ最近、全国放送のバラエティに出演する機会が増えている尼神インター。誠子が「バラエティに出ながら、月9とか朝ドラにも出て、『anan』の表紙飾って……」と夢を膨らませる一方で、渚が「普通に遊んで暮らせるくらいの金を稼ぐのが目標」と淡々と語るさまは対照的だが、「テレビにはすっごい出たいんですけど、漫才も大好き。どっちもずっとやっていけたら」というのがコンビの思いだ。
祇園は木崎の“キザキ様”っぷりを炸裂させるネタで東京でも多くのファンを集めている。しかし木崎自身は「キザキスト(木崎ファン)を増やしたい」と貪欲。このキャラクターは作られたものではなく、「産声を上げたときから木崎」だと断言するが、相方・櫻井は「スイッチを入れる瞬間があるらしいですよ?」と漏らす。中高生時代は「メガネで坊主で学級委員長」だったという木崎は、ナルシストな面を開花させたあと「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」に21歳で応募し音沙汰なしだったという経験も。今回の「漫才博覧会プレミアム」には「顔でここまで来たので、漫才もできるんだぞっていうのを見せたい」と意気込んでいる。
今年「第5回ytv漫才新人賞決定戦」優勝、「第51回上方漫才大賞」新人賞受賞など勢いに乗っているコマンダンテは、今でこそ安田が石井との“人気格差”を声高に訴えているが、組んだ当初は「ダブル男前コンビ」だった。baseよしもとに所属してから先輩芸人に「気持ち悪い」とイジられ始め、それを自覚してから「雪だるま式に」現在のような雰囲気に。安田は「芸の幅は広がりました。悪い方の幅が」と笑う。結成を誘ったのは石井のほうから。石井は「もともと組んでた僕のコンビとやりたいことが似ていて、大喜利とかでも安田くんの答えが面白いなって覚えてたんです」とその理由を語り、安田も「もしほかの人と組むとしたら石井くんかなっていう気持ちはずっとあった」と明かした。
「すぐそうやって言うやろ~?」のギャグで人気を博しつつあるマルセイユ。現在コンビは3年目で、「第4回ytv漫才新人賞決定戦」出場、「第51回上方漫才大賞」新人賞ノミネートと好調の滑り出しを切っている。津田は「M-1グランプリ2003」で漫才と出会ったといい、笑い飯のネタ(奈良県立歴史民俗博物館)で「腹ちぎれるくらい笑って、カッコええ!って思った」と当時を回想。「これを見てなかったら(それまで目指していた)通訳になっていたと思います」と人生の転機を語る。一方の別府は母が福岡でフリーの芸人をやっていた時期があると告白。「福岡でフリーは素人やろ!」と津田にツッコまれつつ、「(芸人になったのは)遺伝かな」とおどけてみせた。またNSC入学前はショーパブに勤め、そこで今のネタにも取り入れているキレのあるダンスを習得。当日はどんなネタを披露するのかお楽しみに。
大阪よしもと漫才博覧会プレミアム
日時:2016年7月24日(日)12:15開場 13:00開演
会場:東京・世田谷区民会館
料金:前売2500円 当日3000円
<出演者>
MC:テンダラー
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