キシモトマイ、自身の初個展でキンコン西野やネゴシックスらと絵画共作

東京・cafe na.で開催されているキシモトマイの初個展「キシモトマイ展」内で、キシモト、キングコング西野、けんじる、ものいい横山、ネゴシックスによる合同絵画「ARTリレー」が完成した。

ピースや平成ノブシコブシらと同じNSC東京5期生であるキシモトは、奇想天外な発想のネタを得意とする女性ピン芸人。もともと絵を描くことに苦手意識があったそうだが、大喜利などで披露するイラストが芸人の間で評判となり、個展を開くに至った。これについて本人は「多くの人たちから褒められて調子に乗った（笑）」と語っている。

げんき～ず・元気☆たつやの発案により実施された「ARTリレー」は、大きなキャンバスにキシモト以外の4人が「ヒーロー」をテーマに絵を描き、最後にキシモトが空白部分を埋めながら作品を仕上げていく試み。西野はメガネの中年男性、けんじるは蝶をモチーフにした不思議なイラスト、横山はトマトと猫、ネゴシックスはオリジナルのキャラクターを描いた。

キシモトがARTリレーを完成させたのは、cafe na.の15周年パーティ中。作品が壁に飾られると店内からは大きな拍手が沸き起こった。今後の活動についてキシモトは「いつか“世界のキシモト”になりたいですね（笑）。絵がお金になったらいいし、ネタもそうなればいいんですけど、まだ時間がかかると思う。でもネタも絵も通じるものがあるかなと。お笑い芸人として、絵もユニークにやっていきたい」とコメントしている。

「キシモトマイ展」は東京・cafe na.にて5月29日（日）まで開催中。ARTリレー以外にもさまざまな作品が展示されているので、興味のある人は足を運んでみては。