これは8組の芸人によるお笑いバトルを収めたDVD「ぴんく-1ぐらんぷり」が発売されたことを記念するライブ。タイトルの通り、参加者全員にサイン入りのDVDがプレゼントされた。イベントには「ぴんく-1ぐらんぷり」出場者である虹の黄昏らのほか、大会の観客と審査員を1人で務めた“伝説のお笑いファン”ぴんくおばちゃんも登場。最前列中央に用意された「ぴんくおばちゃん専用席」に着席し、一般客とともにライブを楽しんだ。
オープニングが始まると、ステージ上はいきなり各々が好き勝手にボケまくる混沌状態に。このツッコミ不在の状況を見かねた紺野ぶるまは「変な人がいっぱいいるから、誰もこの格好ツッコまない!」と両腕に鯉のぼりを装着しているレオちゃんを指差す。その横で手作りの矢が頭に突き刺さったスーパーニュウニュウふるやいなやがゲラゲラ笑うと、レオちゃんは「学級崩壊みたいだねえ」と言い放った。
4組によるネタコーナーを経たあとは、ぴんくおばちゃんが審査員を担当するモノボケコーナーへ。ここでは、虹の黄昏・野沢ダイブ禁止がルールを説明している最中に、相方のかまぼこ体育館がボケ用のアイテム・赤いゴムボールを使って球遊びを開始。すると誰からともなく「もう始まってるぞー!」と声が上がり、そこからなだれ込むようにモノボケがスタートする。
下ネタや絶叫を織り交ぜながらハイスピードでボケていく芸人たちだったが終了のゴングはなかなか鳴らず。彼らのボケは徐々に支離滅裂なものになっていく。最後はセロハンテープを顔に巻き付けたふるやいなやが「遅刻した理由は寝坊です!」と叫ぶボケでフィニッシュ。スーパーニュウニュウ大将はアイテムが散乱したステージ上を見渡すと、息を切らしながら「精神が崩壊している……」と呟いていた。
以上を踏まえてぴんくおばちゃんが優勝者に選んだのは紺野ぶるま。彼女にはモノボケ用のアイテムの1つ、ニンジンがプレゼントされている。イベントのラストはDVDを複数枚購入した観客が参加できる芸人たちとの写真撮影会が実施された。ここでは記念撮影の参加客が突如、芸人たちからクイズ攻めにされるひと幕も。最後の最後まで予想外の展開が続くライブとなった。
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