ザコシはこのライブで、1から100までナンバリングされた100個のモノマネを披露することに。オープニングで姿を見せたザコシは「私がスーパー異常者と申します」と自己紹介すると、「通報はしないでください」と前置きしたうえで“神聖な儀式”にたっぷりと時間を割き、モノマネ100連発へ向けて濃密な空間を演出する。
ザコシが披露した100個のモノマネは、プロレス、ファミコン、アニメ、ドラマ、ミュージシャン、そして芸人といった幅広いジャンルがネタ元だ。ザコシはモノマネそのものはもちろん、ネタの丁寧な解説やネタ元への容赦ない悪態でも客席の笑いを誘う。とあるおなじみのネタを披露する際には「重宝しています」と感謝の意を示したあと、そのネタが書かれた紙を突然舞台上に投げ捨てる奇行を見せた。
また、とある芸人のモノマネをきっかけとした新ネタが会場中に爆笑の渦を巻き起こし、ザコシが「ここで初めて“降りてきた”。これが今、楽しくてしょうがない!」と手応えを明かす場面も。100連発の中には運動量の多いネタもあり、42歳のザコシは途中から息切れして汗だくになっていたが、ボーナストラックの2ネタを含めてこのライブを完遂した。DVDにはこのほかにも撮り下ろし映像が収録される予定だ。
壇上にはザコシと同じ所属事務所の
DVD「ハリウッドザコシショウのものまね100連発ライブ!」は7月6日に発売される。
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