個展「不条理アート粘土作品展『ギリ展』」は、「何かに粘土を盛る」という方法で創作を続けてきた片桐の作品が一挙に展示されるイベント。来月5月13日(金)に埼玉・イオンレイクタウンkazeでスタートし、2017年まで全国のイオンモールを巡回する予定だ。
4月27日に発売される「親子でねんど道」は、ライフスタイル誌「kodomoe」(白泉社)にて連載中の「片桐仁の親子でねんど道」をまとめた書籍。片桐が手がけた作品や彼の紹介するユーモラスな粘土遊びの方法などが掲載される。
会見では、片桐が今まで作ってきた「カレイPhone」「プリンの処女」などの作品を解説したあと、今年の「ギリ展」最初の開催地である埼玉にちなんだ新作を発表することに。片桐は「僕は埼玉出身なんですけど、これと言って何もないですからね……」と言いながら動物のサイが球(たま)になった作品を取り出す。さらに「これサイコロにもなってます。ここが『1』です」と、サイの腹に描かれた赤い丸を指差してみせると、記者たちからは感嘆の声が上がった。
「親子でねんど道」もしっかりとアピール。本には自らの息子たちも登場することから「うちの家族を総動員しまして。長男も次男も出しちゃうのはどうなんだっていう意見もあるとは思うんですが、そんなこと言っていられない。家計を支えてほしい」と語り、会場の笑いを誘った。
また片桐は「最近は改めて粘土って親子のコミュニケーションツールになり得るんだとわかった。それに、こねていれば何かができる。そういった喜びが味わえる」と改めて粘土の魅力を熱弁。最後には「これから粘土の時代が来るぞ! 粘土ブームがやってくる! そう思ってます」と力強く宣言し、会見を締めくくった。
なお片桐は現在、粘土作品のモチーフになる“ご当地ネタ”を各会場ごとに募集中。集まったアイデアに自ら目を通し、選んだネタをもとに作品を制作する。詳しい募集要項は「ギリ展」のオフィシャルサイトで確認しよう。
片桐仁 不条理アート粘土作品展「ギリ展」
開催時間:
平日 12:00~20:00(最終受付19:30)
土日祝 10:00~20:00(最終受付19:30)
入場料:一般500円 学生400円 小学生以下無料
<スケジュール>
●埼玉・イオンレイクタウンkaze
2016年5月13日(金)~5月29日(日)
●愛知・イオンモール名古屋茶屋
2016年6月10日(金)~6月26日(日)
●京都・イオンモール京都桂川
2016年8月5日(金)~8月21日(日)
●広島・イオンモール広島祇園
2016年9月22日(木・祝)~10月10日(月・祝)
●高知・イオンモール高知
2016年10月21日(金)~11月6日(日)
※この後のスケジュールは決定次第、順次発表される予定。
「ギリ展」ご当地作品ネタ 募集要項
応募方法:「氏名」「住んでいる都道府県」「作品タイトル」「作品詳細」「展示して欲しい会場名」を明記の上、メールアドレス(info@giriten.com)にメールを送信。
応募締切:
埼玉 2016年5月12日(木)
名古屋 2016年5月19日(木)
京都、広島、高知 2016年6月30日(木)
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【ラーメンズ好きスタッフの呟き】\ついに!片桐さんのギリ展が広島開催決定!/ちょっと先ですが楽しみです(*^^*) 余談ですが今日はパンの日だそうで。ふとバニーボーイを思い出しました(笑) ◆片桐仁、個展&自著出版に向けて力強い宣言 https://t.co/xhxzq70J3i