かもめんたる×さらば青春の光×ラブレターズ、コントライブ「円山町再起動」開幕

かもめんたる、さらば青春の光、ラブレターズによるユニット・円山スクランブルエッグスの第2回公演「円山町再起動」が本日3月20日に開幕した。

前作「円山町再開発」に続く「円山町再起動」では、「再起動」をキーワードに8本のコントが展開される。全員が登場するコントや2人だけで演じられるコントなどネタはさまざま。エレキコミックやエレ片などお笑いライブの映像も手がけている映像ディレクター・菊池謙太郎が制作したオープニングVTRにも注目を。

ゲネプロを終えた3組に話を聞くと、さらば青春の光・森田は、「約100本くらいのネタの中から選ばれた8本」と大げさにコメント。冗談を交えつつ「全国大会の準々決勝を見るような気持ちで楽しんでもらえれば。準々決勝くらいが一番面白いから！」と自信たっぷりだ。ラブレターズ溜口は「6人組なので、メンバーそれぞれを『おそ松さん』に当てはめてほしい。推しメンを作ってもらえれば感情移入しやすいと思う」と若い世代にもアピールする。

「今回はバチッと歯車が噛み合った状態でスタートできている」と語るのはかもめんたる槙尾。「みんなが力を発揮できてると思う」といい、この手応えのゆえんをさらば青春の光・東口は「チームワーク」だと説明。「一番チームワークに興味ない奴が何を言うてんねん！」と森田をはじめほかのメンバーにツッコまれたが、槙尾だけは「前は孤立してたけど口数増えたもんね」と頷いた。

登場するキャラクターはバラエティ豊かで、ラブレターズ塚本は「僕の顔ファンは悲鳴を上げてしまうかもしれません」と期待させる。前回にも増して攻めた内容に仕上がっており、森田は「俺たちがサブカルチャーだ」と断言。2月の時点では「俺たちがメインカルチャーだ」と述べていたが、出揃ったネタのラインナップから訂正したいようだった。

唯一、神妙な面持ちなのはかもめんたる・う大。「僕は前回より自信がなくなってきました。不安になっています。みんな、浮き足立ってる」と冷静さを保つ。「コントだけじゃなく、幕間のつなぎ方も楽しめる。円山スクランブルエッグスはコントライブとして全体で見るとより面白い、ほかでは体験できないショーじゃないかなと思います」と語った。

各日の2回目公演と千秋楽ではアフタートークが実施される。また物販コーナーではTシャツやマグカップ、トートバッグといったグッズを用意。ぜひ会場に足を運んでみよう。