R-1ぐらんぷり決勝会見でハリウッドザコシショウ「2兆年の芸歴ぶつけたい」

「Cygames R-1ぐらんぷり2016」の決勝進出者発表会見が本日2月29日に都内にて行われた。

この会見で、シャンプーハットこいで、横澤夏子、おいでやす小田、とにかく明るい安村、ゆりやんレトリィバァ、厚切りジェイソン、ハリウッドザコシショウ、小島よしお、エハラマサヒロの決勝進出が発表されたのは既報の通り。決勝のネタ時間は3分で、優勝者には賞金500万円と全国ネットの冠番組が与えられる。この会見ではMCの雨上がり決死隊が見守る中、9人が決勝の出演順を自ら選んでいった。

最初に賞金500万の使い道を聞かれると、シャンプーハットこいでは「僕は受け取らないです。たぶん500万円を手にしたら浮気してしまうと思う。お金のためにここに来たんじゃない」と持論をまくし立てて雨上がり決死隊の2人をさっそく翻弄。奇声を発しながら登壇したハリウッドザコシショウは、「回転寿司を2兆皿食べて縦に積み上げます。それか、土地を1坪買ってマンションを2兆階にして宇宙とつなげます」といった公約を並べたあと、「R-1には第1回から出場しているけど、ほとんど1回戦で落ちてきた。私、芸歴が2兆年ありますので、2兆年の芸歴をぶつけたい！」と力強く語った。

それぞれのライバルを尋ねられた際には、エハラマサヒロが「安村さんは去年の時点で身長と体重がまったく一緒やった。服を着た状態では勝ちたい」と意気込む。小島よしおもその安村について「服を着ている安村さんには何の興味もありません。ずっと裸でやりましょうと言っていたのに、裏切られた！」と憤慨。横澤夏子は「ゆりやんとは平成2年生まれで同い年。私のほうが先輩なので力を見せつけたい」と挑発し、ゆりやんも「横澤夏子、出てこい！ 相撲で勝負します！」と対抗意識を剥き出しにする。ハリウッドザコシショウは「本当であれば獣神サンダー・ライガー」とうそぶきながらも、「永野が決勝にいれば永野でした。わめき系や騒ぎ系。厚切りジェイソンやよしおちゃんがライバル」と話した。

こいではライバルとしておいでやす小田の名前を挙げ、「自分が決勝に受かったのと同じくらい小田が受かったのはうれしかった。なんとか小田よりウケて、小田の奥さんを俺のほうに振り向かせたい。うまいこといったら一晩奥さん交換しようぜ！」とエールを送る。会見の終盤、そのおいでやす小田は「僕は誰の目にも留まらない15年を過ごしてきた。この一撃しかないです。優勝、おいでやすー！」とギャグを交えて優勝宣言。また厚切りジェイソンは「この1年間、ネタを何回も磨いてきて自信が付きました。優勝しにきました」、安村「裸のネタを封印して新しい一面を見せたい」と決意を見せた。

3月6日（日）に行われる決勝は、昨年と同じく3つのブロックによるトーナメント形式。決勝当日には33名が出場する予定の「復活ステージ」が開催され、勝ち抜いた3名が決勝の各ブロックに1名ずつ加わりファーストステージを戦う。