「嘘だろと思った」バナナマン設楽、映画吹替で主役に抜擢された心境語る

本日2月25日、アニメ映画「ペット」の吹き替えキャスト発表イベントが都内で行われ、バナナマンと佐藤栞里が出席した。

この映画は、飼い主が留守にしている間のペットたちの様子をユーモラスに描いた作品。設楽が雑種犬・マックス、日村が保健所から救出されたのろまな犬・デュークの声を担当するのは既報の通りだ。本日のイベントでは、佐藤がマックスの飼い主・ケイティの声を務めることが新たに発表された。

設楽は今回のオファーについて「僕が演じるマックスが主役だという話で、最初『嘘だろ？』って思いましたけど。アニメの仕事って子供にも自慢できるので大変うれしい」とコメント。また日村は、デュークの姿が自身にそっくりなことについて「めちゃくちゃラッキーでした。似といて」と語り、設楽から「『似といて』ってなんだよ。こっちが先だから！」と笑いながらツッコまれる。

続いて3人は自身が飼ってきたペットのエピソードを披露することに。日村は子供の頃に飼っていた犬について「ポコって名前でして、どんどん子供を生んじゃうんですよ。ご近所さんで貰い手を探したりしてたんですけど、うちでも最大4匹飼ってました」と回想。設楽から「名前は全部ポコだったの？」と尋ねられると、すかさず「全部ポコなわけねえだろ！ だとしたらセンスなさすぎだよ、うちの家族」と返した。

記者からは「自分がペットだったらどんな人に飼ってもらいたいですか？」との質問も。設楽は「映画の中では栞里ちゃんが飼い主役ですけど、やっぱりこういう若い独身女性のペットになりたいですね。愚痴とか聞いて。でも彼氏とか来たらすげー吠えるんでしょうね」と回答。一方、日村は「フリスビー犬になりたい。アクティブな生活をしている人の犬になりたいです」と話し、設楽に理由を聞かれると「痩せたいからでしょうね」と即答し、取材陣の笑いを誘う。

最後に改めて意気込みを尋ねられると、「いろんな占いで『今年、何かの賞を獲る』って言われた。もしかしたら『ペット』で獲るんじゃないかと思ってて。占い通りになればいいなと思ってます」と設楽。続く日村は「映画が面白いことは間違いない。だからこそ『吹き替えで観たらもっと面白かった』と言われたい。そのためには風邪を引かないで……健康にがんばります」とぼんやりした宣言。フワフワした空気を打破しようと「ありがとうございました！ うっす！」と無理やり締めくくり、設楽からは「そんなキャラじゃないだろ！」と苦笑いで指摘されていた。