円山スクランブルエッグスはいとうせいこう、倉本美津留、大林素子がキュレーターを務める「渋谷コントセンター」発のユニット。昨年6月に旗揚げ公演「円山町再開発」をユーロライブにて上演し、オリジナルの新作コントを披露した。鑑賞したいとうせいこうは、かつて自身が宮沢章夫、シティボーイズらと活動したラジカル・ガジベリビンバ・システムと重ね合わせてTwitterに感想を綴っている。
第2弾公演に向けて動き出した円山スクランブルエッグスに前回を振り返ってもらうと、「何か新しい波が来たんじゃないかなと思いました」(さらば青春の光・森田)、「ストーリーが面白いネタもあればキャラが面白いネタもあって、観てて飽きない感じだったと思います。このユニットでは各々の単独ライブではできないことができてる」(さらば青春の光・東口)とどのメンバーも手応えを感じた様子。かもめんたる・槙尾は「個人的にこの3組は心地いいし、相性がいいと思うので、今回もすごくいいライブになると思う」と予感した。
ラブレターズ溜口は「前回はある程度規制をかけながらやったんですが、十分ウケてたから今回はもっと深いところにいくかもしれない」とさらに濃い内容になることを期待。会議の様子を覗くとホワイトボードには全員から持ち寄られたアイデアが書かれており、その中には攻めたネタの断片も。溜口の言葉の通り、前回に増して制限のないコントが仕上がりそうだ。公演のテーマは「再起動」。各コントだけでなく、全体を通じてどんなストーリーが描かれるのか期待しよう。
このユニットの見どころを尋ねると、「くすぶってる奴らの熱量を見てほしいです。サブカルチャーかかってこい。俺らがメインカルチャーだ」と息巻く森田に感化されてか、かもめんたる・う大も「僕らのカルチャーはお笑いライブとかのカルチャーとは地続きではないんです。お笑いライブというものに染まってない人たちが来ても楽しめるものが、僕らがやろうとしている笑いです」と語る。今後は大阪など東京以外でも公演を打ちたいといい、ラブレターズ塚本は「地方と繋がりのある方に観てもらって、誘致してほしい。スポンサーになってくれる人を待ってます」とアピールした。
チケットは明日2月13日(土)0時、カンフェティにて発売。詳しくはユーロライブのオフィシャルサイトにて確認を。
円山スクランブルエッグス第2回公演「円山町再起動」
作・演出:円山スクランブルエッグス
出演:
日時:
2016年3月20日(日)15:00開場 15:30開演 / 19:00開場 19:30開演
2016年3月21日(月・祝)13:30開場 14:00開演 / 17:30開場 18:00開演
2016年3月22日(火)19:00開場 19:30開演 ※出演者によるアフタートークあり
会場:東京・ユーロライブ
料金:前売大人2800円 前売学生2200円 前売ユーロスペース会員2500円 / 当日大人3000円 学生2400円 当日ユーロスペース会員2700円
チケット:カンフェティにて2月13日(土)0:00に発売。
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- ユーロライブ「円山スクランブルエッグス第二回公演「円山町再起動」(ユーロスペース会員)」 | Confetti [チケット情報満載]
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
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