「とにかくドアを開けたかった」バカリズム、体当たりアドリブの裏側を暴露

昨日2月12日深夜、劇団ひとり、バカリズム、東京03、早見あかり出演のシチュエーションコメディ「ウレロ☆無限大少女」（テレビ東京系）の第6話「ツナゲ☆無限大少女」が放送された。お笑いナタリーでは番組収録後に行われた反省会の模様をレポートする。

マコト（浦井健治）との騒動が原因となりJサームを追われた升野（バカリズム）は川島アンロックサービスで働くことに。やり手の升野は川島アンロックサービスを一流事務所に仕立て上げようと、知り合いの映像監督（福士誠治）にPRビデオを撮影させ、その映像をテレビ東京の深夜番組「一夜づけ」の中で流すように準備していた。しかしビデオに映っていたのは升野と升野が溺愛する妹・デコ（福原遥）ばかり。同じ所属アンロッカーでありながらPRビデオにまったく出してもらえなかったあかり（早見あかり）と角田（東京03・角田）は、映像データをすべて消し去るという暴挙に出た。

次回第7話「マモレ☆無限大少女」では、リバーアイランドと名乗るカリスマブロガー（松岡茉優）が事務所に乗り込んでくる。オンエアをお楽しみに。

ウレロ☆無限大少女 #6「ツナゲ☆無限大少女」反省会

劇団ひとり：いやー、ウケたねー。ウケたけど、バカリが（ドアを無理やり開けようとするシーンで）負傷しちゃってねー。実際のところ（肋骨が）何本いっちゃった可能性あるの？

バカリズム：折れたことがないからわかんない。なんか“ボキッ”っていったの。それで「あー、いった！ やばいやばい」って。

劇団ひとり：“ボキッ”っていったの!?

バカリズム：うん。“ボキッ”っていった。だから折れたなと思って。でもとりあえず（ドアを）開けたいから（笑）。

劇団ひとり：折れてから開けてたの!?

東京03角田：最後に一番すごいパワーきたよね。あれ、折れたあと!?

バカリズム：うん。折れたあと。

東京03飯塚：それは折れてないんだよ！

バカリズム：みんなもう若くないからね。

劇団ひとり：暗転中にみんなが集まってさ、「（バカリズムの）肋骨が折れたらしい」って（笑）。やめてよ、心配しちゃうから。

バカリズム：マイクが拾ってないかな？ “バキッ”っていった音。

劇団ひとり：もう無理が効かなくなってきたから、やめよう無茶するの。しかも今日はあかりちゃんも体調不良で。リハーサルの間はずっと咳が出てたけど、さすが本番では出ないんだね。

早見あかり：（咳）出ないでくれって祈ってたので。それと息の吸い方を変えました。吸いすぎると喉がやられちゃうので、あんまり大きく吸い込むようなのはやらなかったり。

佐久間宣行プロデューサー：でもすごい声出てましたよね。

バカリズム：ムダな声の出し方をしてないんだよ。腹から必要な分だけ出してるんだ。

佐久間P：今日の朝イチであかりちゃんが風邪引いてるって聞いたら升野さん（バカリズム）が、「これが出演者脚本回（※）だったら、本気で怒ってる」って言ってましたよ（笑）。

バカリズム：説教ですよ。

あかり：ビジネスパートナーとして（笑）。

佐久間P：次回は7話の収録で、その次の8話が出演者脚本回になります。

バカリズム：（小声で）ゴースト…

飯塚：え？ ゴーストライターに頼むの？

バカリズム：ルシファー吉岡に…

飯塚：もっとほかにいるだろ！（笑）

※「出演者脚本回」…バカリズムと東京03飯塚がそれぞれ書いた短めのコントをオムニバスで放送する回。これまでの「ウレロ☆」シリーズでバカリズムは早見あかりとの2人コントを書き続けており、“あかリズム”というユニットとして浸透している。