本日1月14日、東京・NHKのスタジオにて「七人のコント侍」(NHK BSプレミアム)12期メンバーの取材会が開かれ、
「七人のコント侍」は芸人とタレントや俳優からなる7人が2カ月ごとに入れ替わるコントバラエティで、今年1月から第12期に突入。番組プロデューサーの菅原健一氏は今期の見どころについて「男性俳優が参加するのは初めて。インパルス板倉さんの台本でアニメとコントを融合したような、連続モノのパロディコントもあります」と解説する。
メンバーに「リーダー!」と煽られて先陣を切った小峠は、「素晴らしいメンバーでアドリブもバンバン入って、本当に素晴らしいコントができあがって見応え十分だと思います。……はい」と尻切れとんぼにコメント。「絶不調じゃないですか!」などと野次が飛ぶ中、「みなさん仲もよくて、楽屋でもワイワイガヤガヤ。それがコントにも反映されている」とリーダー然として続けるも、すかさず板倉から「新聞読んでスカしてるじゃないですか! やっぱお金が発生しないとこの人ツッコまないんだって思いましたよ(笑)」と裏を明かされる。「いや、“聞く耳”立ててるんだよ」と言い訳するも、「“聞き耳”です!」と向井に訂正され、冒頭から猛スピードでリーダーとしての威厳を奪われていくさまに会場は笑いに包まれた。
順調にコント収録を重ねており、板倉は「この収録やってるときは、(相方の)堤下と会うより(会う期間が)長い」、小峠は「俺も(相方の)西村より会ってる」とメンバー同士の親密さを語る。さらに板倉は「楽しいメンバーでやらせてもらってる。ずっとこんな日が続けばいいなと思ってます」と切望し、充実した現場であることを伺わせた。
初出演の吉村は顔合わせの際にさっそく岡本と揉めてしまったというエピソードを披露。「(岡本が)最終的に俺を睨んで中指を立てましたから」と冗談交じりに話してみたり、「リーダーは実質、板倉さん。誰も小峠さんの背中なんか見てない」と小峠を邪険に扱ってみたりと、1つひとつの発言で場を盛り上げつつ、「いいチームワーク。すごいクオリティのコントができてるんじゃないか。今後もっといいコントができるなと思っております」とアピールする。
同じく初出演の向井は「コントのキングや、すごいコント番組をやっていたメンバー」と感慨深そうに話し始めたかと思えば、「小峠さんのことすごく尊敬してたんですけど、一緒にやるようになってから尊敬できない部分が増えてきました(笑)」と本音を吐露。「演技力もアドリブ力もすごい。勉強になる」と語った中村も、「一番勉強になるのは?」という質問に「実質リーダーの板倉さん」と即答してみせる。メンバーは質疑応答の場面でも難しい質問をリーダーに振るなどして小峠の慌てぶりを楽しんでいた。
この掛け合いを一通り満喫すると、板倉が「小峠さんがアドリブでツッコめなかったらヤバイ、みたいな小峠さん頼みのコントもけっこうある」と信頼の厚さを覗かせるシーンも。ニッチェ江上は「NHKでやっていいの?っていう攻めたコントが多いので、大人にもオススメ。いろんな方に観ていただきたい」と強調。女性同士の岡本と2人だけで挑戦しているコントもあるといい、12期メンバーならではのコントが期待できそうだ。
七人のコント侍
NHK BSプレミアム 2016年1月15日(金)22:00~22:50
<出演者>
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