「ドッカン！ドッカン！」予選初日、磁石、ニューヨークらまず1勝

東京・ルミネtheよしもとにて行われるネタバトル「全日本芸人ネタ選手権 ドッカン！ドッカン！」が、昨日12月17日に開幕。この記事では12組の芸人が火花を散らした初戦の様子をレポートする。

「ドッカン！ドッカン！」は事務所の垣根を越えた総勢40組の芸人が、「一番客席をドッカンさせた」称号と賞金40万円を賭けて争う1組対1組の総当たりリーグ戦。審査は「生で観て面白かったネタ」を基準とした観客投票によって行われる。10日間にわたる予選の1日目は「エルシャラカーニ VS スパローズ」「ザ・ギース VS 風藤松原」「アナクロニスティック VS ニューヨーク」「ななまがり VS マシンガンズ」「磁石 VS トップリード」「サンシャイン池崎 VS 三四郎」の6対戦が繰り広げられた。

オープニングでは進行役のハイキングウォーキングがルール説明を行うと、磁石・永沢は「要するに笑いを取ればいいんでしょ！」と息巻く。最初に登場するスパローズは大和が「大会の品位を下げる対決になるので、申し訳ないと思ってます」とコメントして笑いを誘った。またエキシビションとしてくまだまさし、タケト、ゆりやんレトリィバァもネタを披露している。

ネタ終了後には投票の集計結果が出るまでの間、全員参加のトークコーナーを展開。リーグ表を見ながら各グループのメンバーについて話していると、永沢は「グループIにはメイプル超合金、和牛と『M-1グランプリ』ファイナリストが揃ってるから厳しい。俺らだってななまがりがいるところでやりたかった」とイジると、スパローズ大和も「ななまがりなら生きているだけで勝てそうな気がする」と大敗したななまがりに対して散々な言いよう。これにななまがり初瀬は「なんじゃーい！ 笑いは戦うもんじゃない!!」と叫ぶ。さらにななまがりに票を入れた優しい20人を探そうと、客席に挙手を求めるひと幕も。ちらほらと挙がる手に「この20人大好き！」と喜ぶななまがりだったが、永沢は手を挙げた観客に対し「センスないよー！」と毒づいていた。

次回は12月25日（金）、「Aマッソ VS GAG少年楽団」「なすなかにし VS モグライダー」「ダブルブッキング VS ラバーガール」「オジンオズボーン VS ヤーレンズ」「トップリード VS 和牛」「三拍子 VS マツモトクラブ」の6対戦が行われる。

結果

エルシャラカーニ（93点） / スパローズ（62点）
ザ・ギース（84点） / 風藤松原（72点）
ニューヨーク（110点） / アナクロニスティック（45点）
マシンガンズ（133点） / ななまがり（20点）
磁石（86点） / トップリード（66点）
サンシャイン池崎（83点） / 三四郎（70点）