「ダイナマイト関西」よしもとVSワタナベ一進一退の白熱試合を展開

昨日8月14日、東京・ルミネtheよしもとで行われた「ダイナマイト関西2015～事務所対抗団体戦」トーナメント1回戦第2試合「吉本20世紀軍 VS ワタナベエンターテインメント」において、吉本20世紀軍が勝利したのは既報の通り。この記事では熱戦の模様をレポートする。

先鋒戦ではワタナベエンターテインメント軍で唯一「ダイナマイト関西」に出場経験があるリーダーのアンガールズ山根が自ら先陣を切る。吉本20世紀軍の麒麟・川島と互いにポイントを削りあう接戦の末、最終ポイント2対1の僅差で時間切れとなり敗退。続くワタナベ軍・次鋒のハライチ岩井が川島を打ち破り、吉本20世紀軍・次鋒のインパルス板倉との対戦へと移る。解説席の山根が「岩井は今日ジェルを塗っているので気合い入ってると思います」とコメントすると、川島も「髪型ならうちの板倉も負けてませんよ。不慣れなパーマをあてたので、いつでもYMOに入れます」とイジり、両者を盛り立てた。

両チームが一進一退の攻防を展開する中、大喜利ほぼ初挑戦のワタナベ軍副将・厚切りジェイソンが登場。「お題の意味がほぼわからない」と言っていたジェイソンだったが、難しい漢字を多用した回答で笑い飯・西田から2ポイントを奪い、5対0で勝利する。次長課長・井上との副将戦を迎えることになった。副将戦では惜しくも5対4のこう着状態で時間切れとなり、厚切りジェイソンが敗退。ワタナベ軍の大将・サンシャイン池崎が現れると、井上は「これは自爆チャンスありますね」と頬を緩ませた。

あとがない池崎が答えに迷い、書いた回答を出さずに紙をめくる行為を繰り返していると、解説席のバッファロー吾郎Aは思わず「これは予備校の夏期講習ですか？」とツッコむ。時間いっぱいとなった最終戦では、井上が5対4の点差を保守したまま吉本20世紀軍が勝利。戦いを終えて生き生きとボケだす池崎にAは「なぜその元気を大喜利で出さん!?」と苦笑いを浮かべていた。

次回のトーナメント1回戦第3試合「プロダクション人力舎 VS Sony Music Artists」は、8月28日（金）に東京・ルミネtheよしもとにて開催。この試合では佐久間一行とPOISON GIRL BAND阿部が参加するエキシビションマッチも行われる。また1回戦を勝ち進んだ「ASH&Dコーポレーション軍」と「吉本20世紀軍」による準決勝が10月24日（土）に開催されることが決定した。詳しくはオフィシャルサイトにて確認を。