ダチョウ上島、主演映画を振り返り「見方変えたら寅さんなんです」

ダチョウ倶楽部・上島が主演を務める映画 「上島ジェーン」と「上島ジェーン ビヨンド」が、それぞれ8月15日（土）と9月7日（月）に映画・チャンネルNECOにて放送される。これにあわせ、上島と「上島ジェーン ビヨンド」に出演したダチョウ倶楽部・肥後がそれぞれコメントを発表した。

「上島ジェーン」「上島ジェーン ビヨンド」は、千葉県を舞台に上島がサーフィンに挑戦する軌跡を記録したサーフドキュメンタリー。第1作では有吉弘行が、第2作では肥後やオアシズ大久保、品川庄司・品川が脇を固めている。また上島は「上島ジェーン」シリーズで「第24回東京スポーツ映画大賞」の主演男優賞を受賞した。

コメントで上島は「これね、見方変えたら寅さんなんですよ。ちょっとストーリー的に下品だったりするけど（笑）。だって、やる気はあるんだもん。でも、ダメで人に迷惑をかけるっていう」と作品内の自分を「男はつらいよ」の寅さんとダブらせる。一方で肥後は、上島が演じているダメ人間の部分は映画の中だけではないと話し、「中野ではあんなんですよ。居酒屋でナンパしてきた女と揉めたりとか、ほとんどやってることは変わらないです」と暴露した。まだ作品を観ていない人は、この機会に上島の愛すべきダメっぷりを楽しもう。

ダチョウ倶楽部・上島 コメント

これね、見方変えたら寅さんなんですよ。ちょっとストーリー的に下品だったりするけど（笑）。だって、やる気はあるんだもん。でも、ダメで人に迷惑をかけるっていう。だから周りの人たちがいかにいい人たちかってことですよね。寅さんでもそうじゃないですか。寅さんはフラれて、旅に出て、それをさくらとか家族が心配して「かわいそうだね、あの人は」っていう人情と愛にあふれてますよね。で、こっちは……ぜんぜん心温まらない寅さんです（笑）。とにかく楽しんで、気楽に観てほしいです。海が本当にきれいに映っているし音楽もいい！ あとは、プロのサーファーの人が出てるから、サーフィン映画としても楽しめます！ 俺とか抜きにしても「寅さんみたいだ」とか思いながら観てください。

ダチョウ倶楽部・肥後 コメント

映画の中の上島さんについて、千葉のサーファーの方たちは「面白いな」とか「そんな人間いないよな」とか言うんですけど、中野ではあんなんですよ。居酒屋でナンパしてきた女と揉めたりとか、ほとんどやってることは変わらないです。サーフィンやってて、ちょっとごまかされてるけど最低な人間がそのまま映っています（笑）。だから監督もよく知ってるなと思いましたね。素でこんなにダメ人間はいないっていうのが、本当にわかってたんでしょうね。「上島ジェーン ビヨンド」では、監督が画にすごくこだわってたみたいで。海の画とか、サーフィンの画はちゃんと撮ろうって。だから、映画ファンの方たちにも納得できる作品に仕上がってると思います。その画を観ながら、ちょっと天狗になってる監督を想像してみてください。