この「芥川龍之介への手紙」は、小説「火花」で「第153回芥川賞」を受賞したあと又吉が発表するエッセイとしては初めての作品。芥川龍之介へ宛てた手紙の形式を取りながら、「創作に没頭する瞬間瞬間を積み上げて行き、その都度、脱皮を繰り返すようなイメージで過ごして行こうと思います」といった心境を6ページにわたり綴っている。
そのほか「火花」という言葉が芥川の「或る阿呆の一生」に出てくることを又吉が紹介し、自身の創作に深い影響を与えたと述べるくだりも。「新芥川賞作家スペシャル」と銘打ち、芥川賞選考委員の作家・川上弘美と又吉の対談や「又吉直樹論」なども掲載する「文學界」をお手元に。
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
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