ラバーガール、シソンヌ、Aも活躍、細川徹「男子！レッツラゴン」開幕

細川徹が作・演出を手がけるコントユニット・男子はだまってなさいよ！の第10回公演「男子！レッツラゴン」が昨日7月30日、東京・本多劇場にて幕を開けた。

「男子！レッツラゴン」は既報の通り赤塚不二夫のマンガ「レッツラゴン」を舞台化したもので、ゴン役をバンド・黒猫チェルシーの渡辺大知が、おやじ役を中村まことが担当。ラバーガール、シソンヌ、バッファロー吾郎A、荒川良々、ANI（スチャダラパー）はベラマッチャをはじめとする個性豊かなサブキャラクターたちを、シチュエーションごとに代わるがわる演じる。

開演前にはとあるフォークシンガーが歌とトークで来場者を歓迎してくれるのもお楽しみの1つ。上演がスタートすると、入れ替わり立ち替わりキャラたちがテンポよくおかしくて意味のない会話を繰り広げ、じわじわと笑いを伝播させていく。ピクサーや映画「マッドマックス」、朝の連続テレビ小説などのエッセンスを抽出し、男子はだまってなさいよ！の世界観と混ぜ込んだような演出は、原作「レッツラゴン」に通ずるナンセンスそのもの。特徴だらけのキャラを演じながらも舞台の土台を支える、ラバーガール、シソンヌ、Aの活躍ぶりに注目を。

会場では原作本と男子はだまってなさいよ！の第10弾を記念して作られたパンフレットを販売。今回の出演者紹介だけでなく、「第10回公演おめでとう企画」と題した特別対談や、これまで出演してきたキャストからのメッセージが掲載されている。

「男子！レッツラゴン」の上演は本多劇場にて8月9日（日）まで。カンフェティなどでチケット販売中。