悲しいはずなのにすごく穏やか、内村光良主演ドラマ「ボク妻」今夜最終回

内村光良が主演を務めるドラマ「ボクの妻と結婚してください。」（NHK BSプレミアム）が本日6月14日に最終回を迎える。

これは内村が余命半年を宣告された主人公・三村修治を演じる連続ドラマ。バラエティ番組が大好きなテレビ局員の修治が、妻・彩子（木村多江）の新しい夫探しに奔走する姿を描いている。最終話「ハッピーエンド」では、彩子がようやく修治の親友・立木（筧利夫）と再婚することを了承。安心した修治は医師の斉藤（小泉孝太郎）に本格的な治療を始めてほしいと申し出る。しかし修治は息子の陽一郎（伊澤柾樹）に自分の病状と新しい父親について打ち明けておらず、わずかに残された時間の中でまだ葛藤が続いていた。

内村は最終話について「本当に穏やか。すっごく悲しいはずなのに、すごく穏やかな気持ちで見終わった」とコメント。どんな結末が待っているのか、10分拡大して届けられる本日の放送をお見逃しなく。また本作の演出を務めた深川栄洋は、「ドラマ史に残る作品になれたかなと思うくらい自信作」と、このドラマを作り上げた手応えを語っている。

内村光良 コメント

第5話は要のシーンが集まって奔流となって噴出していったという、とても見応えのある回です。逆に最終話は本当に穏やかなんです。すっごく悲しいはずなのに、すごく穏やかな気持ちで見終わったというのが私の気持ちですが、それぞれ皆さんの感じ方があるかと思います。とにかく記憶に残るドラマになっていると思いますので、最後までぜひ見てください。

深川栄洋（演出）コメント

第1話から4話はコメディの要素を大切に作ってきたのですが、第5話は人間同士のぶつかり合いが描かれていて、最終話はとても夢のあるストーリーになっています。このドラマはこれまで先輩たちが作ってきたすばらしいドラマに負けない、ドラマ史に残る作品になれたかなと思うくらい自信作ですので、どうぞ最後まで見ていただけたらと思っています。