昨日5月30日に京都・よしもと祇園花月で、八坂ある之介(
舞台のストーリーは、田舎から都に出てきてブラブラしている男(くるくるコミック・おぎの)のもとに、美しい町娘(
その後、悪党が町娘たち(前田真希、前田まみ)を捕まえて再び登場。助けを求める娘たちの前に姉妹の長女役として、見事な女装姿に変身したある之介が現れる。客席の通路からゆっくりと舞台に向かうある之介に、ファンたちはプレゼントを渡したり、あるある紙幣で作られたお札のレイをある之介の首にかけたりと大盛り上がり。さらに終盤にはある之介本人としてセリから登場すると、悪党たちを華麗にやっつけて最後のあるあるタイムへ突入。「乳酸菌あるある」を1986オメガトライブの「君は1000%」に乗せて「乳酸菌1000%!」「Lカゼイ・シロタ株って何」と歌いあげると、会場が一体となって沸いた。
公演後、ある之介ことRGは「手応えがありすぎてビックリしてます」とコメント。「大爆発コンテンツをいくつか持ってるんですけど、そのうちの1個に入ったでしょうね、完全に」と確信していた。そして、「新喜劇でお世話になった青野(敏行)さんとか、(高橋)靖子さんとか、僕がまだあるあるをやっていない時期に『チャンバラ新喜劇』に出してくれたカートヤングに、なんか恩返しできたなというのがすごくうれしいです」と、かつて自分を助けてくれた人たちに感謝を述べた。
また「ここ最近のあるあるイベントはアーティスト気取りだったというか、上から目線だったところは否めないというか。大衆演劇を観に行って、お客さんに喜んでもらうことこそ、という気持ちを思い出してやりました」と振り返る。「あるある信者の皆さんはほんとにノリがよくて、1を投げたら1000で返してくる人たちなので、初公演なのに偽物ですけど御札のレイとか、お花とかいっぱい持ってきてくれて。なんかもう今日はいろんな原点に立ち返れたような気がします」と、あるあるを支えてくれたファンにも感激しきり。「今後は、温泉宿めぐりの案も出てますし やっぱり1人ひとりに喜んでもらいたいので、公民館、市民会館や、大衆演劇が好きなお年寄りのところなど、幅広く行きたいと思います」と今後の意気込みを語った。
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
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