北野武監督映画「龍三と七人の子分たち」で主演を務めた
日本映画批評家大賞は、映画評論家のみを選考委員に迎えた映画賞。作品賞、主演女優・男優賞などの部門で受賞者が選出され、その中でも日本映画のために尽力した人物に贈られるダイヤモンド大賞は最高の賞とされている。
「龍三と七人の子分たち」で藤が演じた龍三親分は、映画評論家の間でも大好評。選考委員として登壇した評論家たちがスピーチで「今日は龍三親分に会えてうれしい」「親分、今日は子分の皆さんは一緒じゃないんですか」と藤に語りかけ、会場が笑いに包まれる場面も。
授賞式の大トリとして登壇した藤竜也は、トロフィーを選考委員から受け取ると、今までの俳優人生を「子供が遊んでる感覚」と表現し、「だから飽きないんです。映画の1本1本が、旅に出るような感じ。だからまた旅に出かけたくなるんです」と振り返った。
授賞式後に行われた囲み取材では、大ヒットを続けている「龍三」について藤は「映画はみなさんに観てもらえてこそのもの。本当にありがたいです。」と喜びを語りながら、「そろそろボーナスが出るかもしれない(笑)」とおどけ、報道陣を笑わせた。
藤竜也 受賞コメント
(映画を)1本やって、次の仕事来るかなぁと思って、また1本やって……。気がついたら半世紀が過ぎていました。この半世紀の感覚は、子供が日がな1日遊んで、お母さんに「いつまで遊んでんの! もう5時だよ!」と言われた感じですよ。映画は子供の遊びと違って仕事なのですが、僕にとっては遊びのようなものです。だから飽きないんです。映画の1本1本が、旅に出るような感じ。だからまた旅に出かけたくなるんです。これが役者の業と言うのでしょうね。どうもありがとう。
リンク
- 映画『龍三と七人の子分たち』公式サイト
- 日本映画批評家大賞 公式サイト
- 第24回日本映画批評家大賞 (@jmcao1991) | Twitter
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