片桐仁、現代美術家・天明屋尚と日本の美「BASARA」を語る

7月5日（日）に東京・青山ブックセンター本店にて、片桐仁と現代美術家・天明屋尚による講演イベントが行われる。

このイベントは、来月6月27日（土）から9月6日（日）まで東京・三菱一号館美術館にて開催される展覧会「画鬼・暁斎―KYOSAI 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル」に関連したもの。展覧会では、絵師・河鍋暁斎とその弟子・ジョサ・コンドルの作品が展示される。

天明屋は、暁斎のユーモアにあふれ破天荒な美意識を「BASARA」と呼び、自身も暁斎に続くべく、精力的に作品を制作。また片桐も、「ペットボ土偶」「鯛phone5」など、ユーモアで笑いを誘いながらもおどろおどろしい、「BASARA」に通ずる美意識を醸し出す作品を発表してきた。

講演ではそんな片桐と天明屋が対談形式で、作品制作に対する思い、お互いの美意識に迫りながら「BASARA」の系譜を辿る。美術への造詣が深い2人とともに、わび・さびだけではない日本の美しさを探ってみよう。