黒柳徹子、700回の爆笑カウントした喜劇に気合＆マッチとの約束明かす

黒柳徹子が主演する海外コメディシリーズ第29弾「ルーマーズ」が、本日5月16日（土）に開幕。昨日5月15日に東京公演の会場であるEX THEATER ROPPONGIにて公開舞台稽古が行われ、終了後に黒柳徹子が囲み取材に応じた。

ニール・サイモン作「ルーマーズ」は、黒柳徹子海外コメディシリーズでも1990年、2006年、2012年に上演されている傑作コメディ。ニューヨークの郊外に立つ豪邸を舞台に、黒柳演じるクリス含む4組のセレブカップルがとある事件を巡ってトンチンカンな騒ぎを繰り広げる。

「10秒に1回大笑い」と謳われている本作について、過去の公演中、スタッフに数取器で爆笑の回数を数えてもらったという黒柳。「最後の3日間で700回、大阪では750回。今回もたくさん笑っていただけるのが楽しみ。この劇場に引っ越してからはまだやってないので、笑い声をこの壁に覚えてもらいたい」「世の中、辛い、悲しいことが多いけど、観ていただいている2時間半くらいの間はわーっと笑っていただいて『面白かったな』って帰っていただきたい」と意気込みを語った。

また放送開始から約40年、5月27日で1万回目を迎える「徹子の部屋」に関する質問には、「すごいですね。1万枚洋服を着たってことがすごい（笑）。ほとんど自前ですから。のべ1万人のお客様が来てくださったということに本当に心からお礼申し上げたい」と、第1回の森繁久彌をはじめ、これまで登場したゲストへの感謝を述べる。「90歳をちょっと過ぎる頃なんだけど、50年まで行けたら面白い」と目標を掲げ、「マッチ（近藤真彦）が私の後見人みたいになっていて。本当に私のセリフがうまく出なくなったり、受け答えができなくなったら『やめたら？』ってマッチが言うことになってる。その一言で引退が決まります（笑）」と引き際のシナリオを明かして笑わせた。

黒柳徹子海外コメディシリーズは、銀座セゾン劇場のプロデュース公演として1989年にスタート。黒柳はピーター・シェーファー「レティスとラベッジ」を上演して以来25年間ほぼ毎年、新作翻訳劇に挑んでいる。1996年には毎日芸術賞と読売演劇大賞にて、「幸せの背くらべ」と「マスター・クラス」で大賞および最優秀女優賞に輝いた。

パルコプロデュース 黒柳徹子主演海外コメディ・シリーズ第29弾「ルーマーズ ～口から耳へ、耳から口へ～RUMORS By Neil Simon」

日程：2015年5月16日（土）～5月31日（日）
会場：東京・EX THEATER ROPPONGI

日程：2015年6月4日（木）～6月7日（日）
会場：大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ