「レッツラゴン」は今年生誕80周年を迎える赤塚不二夫の代表作で、赤塚自身が「自己最高傑作」と謳っていることでも知られる。主人公のゴンとおやじ、ベラマッチャ、ネコのイラ公、トーフ屋のゲンちゃんなどが登場し、シュールでナンセンスなやり取りを展開するギャグマンガだ。今回の舞台ではゴン役を渡辺大知が、おやじ役を中村まことが担当。荒川良々、ANI、A、ラバーガール、シソンヌは、ベラマッチャはじめ個性豊かなサブキャラクターたちをシチュエーションごとに代わるがわる演じる。また、音楽はスチャダラパーが担当する。
舞台化にあたり、細川は「赤塚先生のバカと俺のバカでがっぷり四つに組んで、くっだらねえものを作りたいと思います。何しろ赤塚先生の自己最高傑作をやるわけだから、俺にとっても自己最高傑作を目指します」とコメント。赤塚不二夫の世界をどのようにコントに落とし込んでいるのか。原作ファン、お笑いファンは劇場に足を運んで確かめよう。
2002年の旗揚げ以来、とことん「バカ」にこだわったコントを作り続けてきた男子はだまってなさいよ!。2010年には赤塚不二夫「天才バカボン」の舞台化にも挑戦している。
細川徹 コメント
以前、舞台にさせていただいた「天才バカボン」をはじめ、「おそ松くん」「もーれつア太郎」などたくさんのギャグ漫画の名作を生み出した赤塚先生自身が「自己最高傑作」という「レッツラゴン」。そもそも、タイトルだけしか決まってなくて、連載時も原稿用紙にいきなり、先がまったくわからないまま描いていたといいます。なので、いつもはざっくりいくつかやりたいことを考えておく俺も、それにならって、今回は初めて何も決めないまま、とりあえず、表紙に「レッツラゴン」とだけ書いてから、書いていこうと思っていました。そんな感じで書き始めてみてびっくりしました。無理ですね。やっぱり赤塚先生のバカは赤塚先生のやり方で出てくるバカで、俺のバカは俺のやり方で出てくるバカなんですね。そういうわけで、赤塚先生のバカと俺のバカでがっぷり四つに組んで、くっだらねえものを作りたいと思います。何しろ赤塚先生の自己最高傑作をやるわけだから、俺にとっても自己最高傑作を目指します。あー、とんでもないところにたどりつきたいなあ。
赤塚りえ子 コメント
もしかしたら
赤塚不二夫生誕80周年+男子はだまってなさいよ!10「男子!レッツラゴン」
日程:2015年7月30日(木)~8月9日(日)
会場:東京・本多劇場
料金:前売・当日7000円(全席指定) 高校生以下1000円(当日券のみ、枚数限定)
チケット:イープラス、ローソンチケット(Lコード33222)、チケットぴあ(Pコード443-893)で販売中。
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シソンヌじろう @sissonne_jiro
本多劇場で7/30〜8/9です。
あ、シソンヌライブも観に来てね。
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