ベジータがヤクルトホール降臨、DBネタ満載のR藤本3年ぶり単独ライブ

R藤本の第2回単独ライブ「オレが自動的に宇宙で最強の男になる」が昨日5月2日、東京・ヤクルトホールにて開催された。R藤本の単独ライブは2012年4月以来、約3年ぶり。

「ドラゴンボール」のキャラクター・ベジータに扮したネタでおなじみのR藤本は、この単独ライブでもDBワールド全開で満場の笑いを次々とさらっていく。オープニングVTRでは、動員が3年前の150人から550人に上昇したことや戦闘能力（＝ギャラ）などについて語り、漫談のコーナーでは「関東以外から来た人は『気円斬』みたいなポーズを取れ！」「人間にとっての壁ドンはベジータにとって“星ドン”」といったセリフで会場を沸かせた。

ベジータが悩み相談に応じるコント「エリート電話相談室」には、R藤本の先輩で「おーはようございまーす！」のフレーズでおなじみの“謎の男”から電話があり、R藤本を小気味よくコケにしていく。「後輩に明るく積極的になってほしい」という謎の男は、「R藤本でもできる一発ギャグがほしい」とリクエストしてR藤本を慌てさせた。

ラディッツ（海山昆布）やナッパ（ぴっかり高木）とともに、DBの名シーンを織り交ぜた漫才も披露したR藤本。最後のロングコント「クロージング・ドア」では、ベジータとヤムチャ（バードフミヤ）、ピッコロ（プラッチック渡辺一丁）、フリーザ（BAN BAN BAN山本）がそれぞれの理由から同じ部屋に集まり、テイラー・スウィフトによる「テラスハウス」の主題歌が客席の笑いを誘った。

エンディングにはR藤本が戦闘服を脱いで登場。それまで「汚ねえ拍手だ！」などと客席を挑発するセリフを発していた姿から一転し、「美しい拍手をありがとうございます」と照れくさそうに礼を述べた。なお来月6月13日（土）には、「R藤本闇単独ライブ『ベジータが出てこないライブ（仮）』」が東京・シアターDにて開催される予定だ。