「ターゲット大喜利」は医者や主婦、子供、おじいちゃんなど特定の年代、職業に笑いの照準を絞り、ターゲットにウケる大喜利回答を披露していくという企画。ターゲットは各回答に「ドハマり10点」「ややハマり5点」「ズレズレ0点」の3つから判定を下す。
1人目のターゲットは49歳の男性医師。趣味が車、飛行機、トローリングといういかにもセレブな生活を送っていそうな人物に、芸人たちは笑いのツボを探ろうと次々に質問を投げかける。この質問コーナーで大喜利のヒントを得た芸人たちは、最初のお題「この競走馬には絶対賭けたくない!どんな名前?」に大はりきり。医師にちなんで病名やナースなどの単語を絡めたテンションの高い回答を連発する。中でも自身のキャラクターを存分に打ち出したサンシャイン池崎の回答「モウチョウバクハツタロウ」を筆頭に10点判定が続出するドハマりバブルが巻き起こった。続いての「今日はエイプリルフールです。ちょっとした嘘をついてください」というお題では、顔面スペックを生かしたロビンソンズ北澤の「実は整形してます」という回答にターゲットがドハマり。最も印象に残った大喜利回答に選んでいた。
さらにドッキリとして最後のターゲットに我が家・谷田部が指名される。趣味・特技はワインだと自己紹介する谷田部に対し、コカドも「長い付き合いだけど、谷田部の笑いのツボがわからん」と困惑気味だ。そんな中、アンガールズ山根だけはワインの銘柄やワインあるあるを盛り込んだ回答で谷田部を爆笑させるが、その2人にしか通じていない異様な光景に周囲の芸人たちはただざわつく。そこへ最も谷田部を知っている男として我が家・坪倉が飛び入りでステージに登場。メンバーである杉山の悪行を披露し、谷田部から「超おもしれー」の言葉を引き出す。ここから回答者は「新幹線で『少年ジャンプ』を枕にして寝る」「(禁酒を宣言しておきながら)中目黒でこそこそ飲んでる」などの杉山あるあるを連発。さらに坪倉からは「新幹線の通路側の席になっただけで怒る」という杉山最新情報も飛び出して、会場を大いに盛り上げた。
初の試みだった「ターゲット大喜利」の感想を尋ねられたコカドは「途中から自分たちだけが面白くなってきて訳がわからなくなった」とコメント。今後は観客のアンケート結果を元に展開を考えるようだ。出演者も観客も楽しんだ「ターゲット大喜利」の次回開催に期待しよう。
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