これは2014年に東京・神保町花月にて、ピクニックら芸人たちによって演じられた舞台の再演。今回は主演の伊勢大貴をはじめ、ヨーロッパ企画の永野宗典や福田転球など俳優陣を迎えてキャストを一新し、物語をよりシリアスに描いている。
主人公は、ドキュメンタリー番組のディレクター・風間(伊勢)。人類の未来を変えてしまうほどの発明をした脳科学者夫妻に密着取材をしていたときに、風間は愛する恋人を亡くしてしまう。失意の風間に脳科学者夫妻からとある提案が持ち掛けられるが、それは人の死生観、倫理観、哲学や宗教などあらゆる価値観を打ち壊す壮大なものだった。風間は自身の価値観すべてを揺さぶられる選択を迫られて苦悩する。俳優陣の中、唯一の芸人キャストである
最後にカーテンコールに応えて出演者陣が再登場。この舞台が初主演の伊勢は「こういうとき、どうすればいいんですかね?」と隣にいる小林顕作に尋ねると、小林は「初日だけど涙ぐんだりしたほうがいいよ」とアドバイスを送り、伊勢は泣きまねをしながら「本日はご来場誠にありがとうございました」と公演を締めくくった。
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