爆笑問題田中、スモールライトで「人を見下して話してみたい」

「映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記（スペースヒーローズ）」の初日舞台挨拶が本日3月7日、東京・TOHOシネマズ日劇にて行われ、ゲスト声優を務めた爆笑問題・田中が主要キャストとともに登壇した。

35周年を迎えた映画版「ドラえもん」シリーズの最新作「宇宙英雄記」は、ドラえもんとのび太が本物のヒーローとなり、宇宙海賊に滅ぼされそうな星を救うアドベンチャー。田中はドラえもんたちの前に立ちはだかる悪の宇宙海賊の一味で、首領には頭が上がらないが部下にはとても厳しく、ずる賢いけどなぜか憎めないという設定のキャラクターを好演している。

来場者が「ドラえもーん！」と呼びかけると、ドラえもんの着ぐるみが壇上に登場。「みんなからいっぱい元気もらって、本当に僕うれしいです」と挨拶した後、ドラえもん役の水田わさび、のび太役の大原めぐみ、しずか役のかかずゆみ、ジャイアン役の木村昴、スネ夫役の関智一、そしてゲスト声優陣を呼びこむ。水田わさびは「映画ドラえもんが35周年を迎えました。本当にありがとうございます。きっと藤子・F・不二雄先生も見守ってくれてると思います」と語った。

田中は「ドラえもんとのび太に挟まれることができるなんて。ただ意外にのび太がデカくてビビってます（笑）」と自身の身長と比較し、もしもドラえもんにひみつ道具を出してもらえるなら「スモールライトでみんなをちょっと小さくして優越感に浸りたい。威張りたいです（笑）。人を見下して話してみたい」と答えて笑いを誘う。またメインの声優たちについて「芸人の楽屋より声がデカくてびっくりしました」と舞台裏の様子を明かし、「彼（ジャイアン役の木村昴）とは10代の頃から何度かお会いしていて。14歳からジャイアンをやってて、今24歳でしょ？ あと60年できるね」と、末長い活躍を期待した。

「映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記（スペースヒーローズ）」は本日全国公開。なおコミックナタリーでは、「映画ドラえもん」35周年を記念した特集記事を展開している。