毎月ヨシモト∞ホールにて実施されているオリラジの単独ライブ「ORIENTAL RADIO SPECIAL LIVE」は、ネタやトークはもちろん、歌やダンスを含めたエンターテインメント性に富んだライブ。昨日行われた公演はチケットが完売し、立ち見も含めた満席の会場が開演前から熱気を帯びる中、まずは2人がサングラスを装着して登場すると「絶対に賞レースではやらない」(中田)という小気味よいネタでファンの心を引き寄せる。
続くトークコーナーでは、先日オリラジが後輩の8.6秒バズーカーの「ラッスンゴレライ」ネタを本人の前で“完コピ”して大きな反響を呼んだ話や、後輩芸人の名刺の話、藤森の母親への親孝行のエピソードなどがたっぷりと紹介された。藤森がちょっとした言い間違いをしたのを中田が瞬時に拾い上げ、結果的に2人が武将になる、といった即興のノリでも客席の笑いを巧みに誘う。
特にラッスンゴレライのコピーに関しては、他人のネタを借用することに関するジレンマや、いかに運用するのがベストかといった戦術について、中田が「デリケートなところ」と表現しながら丹念に説明。藤森が「やっちゃえばいいじゃん! ウケるし!」と気楽なスタンスをアピールすると、中田も「あの瞬間、藤森は何かを取り戻した」と相方の覚醒を認め、結果的に2人はこのトークでラッスンゴレライのネタ中に用られるフレーズを随所に挟み込んだ。
2人が互いに興味のあるものについてスクリーンを駆使してプレゼンするコーナーも実施され、藤森がスポーツや芸能にまつわる話題を軽妙に繰り出す反面、中田は「現代史」「民」といったキーワードとともに、とある国家の成り立ちについて解説していく。笑いを交えた濃厚なプレゼンで客席をたびたび唸らせた中田は「やべーやべーと思っているだけだと、本当のことはわからない」と自身の考えをファンに啓蒙した。
ライブのラストを飾ったのはRADIO FISHのパフォーマンスだ。来場者は入場時に配布された赤色のサイリウムを手に、お笑いライブではあまり見られない会場総立ちの状態で、思い思いに身体を揺らしながらRADIO FISHの歌やダンスを満喫していた。ライブ終了後には握手会なども実施され、2時間を超えるボリュームでファンを楽しませたオリラジ。次回の単独ライブは3月15日(日)に開催され、「RADIO FISH FESTIVAL(仮)」と銘打った12月25日のライブについても詳しくは随時発表される。
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あつひろ【声優×吉本興業】 @atsuhiro0613
先日、
渋谷∞ホールでオリエンタルラジオのお二人にご挨拶をさせて頂く機会がありました。
その際、中田さん、藤森さんが後輩芸人の僕『あつひろ』の名刺を快く受け取ってくださいました。その後のライブでそのお話までしてくださり感謝しています☆http://t.co/n748DXZYiI