9月に放送された「決戦!お笑い有楽城」での優勝を受けて、今年最後のANNRパーソナリティを担当することになったダブルブッキング。周囲からは実力を認められているにも関わらず、いまだにブレイクのきっかけを掴めないでいる彼らは、2カ月前から現場を担当しているマネージャーやニッポン放送スタッフとともに、2015年を飛躍の年にすべく今回の放送に気合いを入れて臨んだ。
いざ番組が始まると、いきなり自己紹介でリスナーを驚かせる川元。黒田が「これラジオですよ。そのへんのクソライブとは違うんですよ?」とやんわり制止したが、「お笑い有楽城」での活躍に関しても「僕らがウケたんじゃない、周りがスベってた」と本音を漏らしたり、某事務所の芸人を「すぐ天狗になる」と根拠なく罵ってみたりと、スタッフやリスナーをヒヤヒヤさせる“ロケットスタート”を切る。あまりに危険な方向で話が弾むと、スタッフが警告音を鳴らして強制的にトークを軌道修正した。
リスナーからは悩み事や「あなたが濡れた瞬間」といったテーマでメールを募集する予定だったが、チャンスを逃し続けたダブルブッキングらしい、なんとも不運なアクシデントが発生していた。事前に告知していたメールアドレスがシステムエラーで使用できず、さらにこの日から同局の担当部署は冬季休業に入っており、復旧も不可能という事態に。川元が「僕売れてたらぶん殴ってますよ」と毒づく中、黒田は改めてオールナイトニッポンの共通アドレスをアナウンスした。
開始から10分も経たないところで「芸人をやめたらどうする?」という話題に移ると、川元は「田舎に帰って橋を渡る人から金取るとか……」と誰も予想だにしない転身プランを明かす。また川元が募集した数々の嘘のメールテーマに「オールナイトニッポン」リスナーは敏感に反応し、大量のネタメールが届いた。中には「レギュラー化してほしい」というリクエストもあり、「メールを読むとラジオやってるなって感じする」「受験生に聴いてもらうのが夢だった」と感動する黒田。川元は「なんか裏があるんじゃないか」と疑いつつ、深い時間まで聴いてくれているリスナーに感謝した。
ニッポン放送でのオンエアが終了したあとは、ツイキャスでも番組の様子を配信。助教授という肩書を持つ黒田の彼女に電話を入れてみたり、マネージャーをブースの中に招き入れ、単独ライブの開催や特番で爪痕を残すこと、ラジオ番組を持つことなどを2015年の目標に設定したりと、やりたいことを存分にラジオで実現させる。これで無事に番組終了かと思いきや、「タイトルコールやってない!」と気づいた彼ら。自身のポンコツぶりに呆れつつ、ラスト2分半を切ったところで「ダブルブッキングの、オールナイトニッポンR!」と2人でコールすると、ようやく「ビタースウィート・サンバ」が流れ出した。
また2人はメールを送ってくれた人に、とある縁でマネージャーの元に巡ってきた2016ピースの日光東照宮パズルをプレゼントすることも告知し忘れていた。メールが選ばれた人には、ダブルブッキングのサイン入りでパズルが届くのでお楽しみに。2015年、これまで以上に奮起するダブルブッキングに注目しよう。
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