今年、2度目の「キングオブコント」決勝進出を果したラブレターズ。犬の心との対戦で94対7と大差で敗れたことが今回の単独ライブには大きく影響している。2人は、愛らしくも人間のずるさやエゴが滲み出るキャラクターをコントの中に登場させ、観客を沸かせた。「(キングオブコント後)もうバグっちゃって。とくに塚本がバグっちゃった」(溜口)、「好き放題やりたいなと思って、好きなネタだけやりました」(塚本)と語るように、アクの強いネタの数々で今のラブレターズを表現している。
「SIREN」というタイトルは、「今は自分たちで発信していかなきゃいけない。『気づいてくれよ。俺たちいるんだぞ!』」っていう気持ち」を込めて溜口が決めた。それを初めて聞いた塚本は、「そんな強い意味があったとは。全然違う意味合いで最後のコント作っちゃった(笑)」と笑いつつ、「一番(自分たちの色が)出た単独ライブだと思います」と語る。また手応えを尋ねると、「厄祓いみたいな感じで1回全部精算して。デトックス、すべて吐き出した感じ」(溜口)、「(賞レースは)一旦置いといてやった単独だった。もう楽しかったです」(塚本)と2人とも満足そうな表情で答えた。
今後の目標については「強くなりたい。地位と名誉がほしいです。これ冗談じゃなくて、誰にでも認められるような箔がほしい」と溜口。「賞レースでも、ラジオやテレビでも、全方位に発信していきたい。どんな芸人さんにも全部負けない、そんなパフォーマンスをしたいです」と力強く話し、塚本も「全戦全勝で。7票ですからね(笑)。今年の分を来年全部取り返したいです」と意気込んだ。
DVDの発売日や収録内容など、詳細は決まり次第コンテンツリーグのオフィシャルサイトで発表される。ラブレターズの今が詰まった意欲作に期待しよう。ラブレターズの読者へのメッセージと、ライブを手伝っていたジャパネーズの推薦コメントは下記の通り。
ラブレターズ コメント
塚本:人を選ぶDVDになるとは思います(笑)。面白かったら笑ってもらえれば。ちょこちょこ出してもらったテレビでの感じとは違うと思うので、DVDで1回単独ライブを観てもらえたらうれしいです。
溜口:我々はやっててスッキリしてます。無理してない。面白くなかったらブックオフに売ってください。前回のDVDが100だとしたら、今回は2000くらいの濃度がある。コンテンツリーグ史上最強のDVDです。敬遠してる人には1回とりあえず観てみて判断してほしいです。
ジャパネーズ 推薦コメント
モネ:コントに対する愛を感じました。
アチャ:色んなキャラクターが見られて、お腹いっぱいになる作品でした。
関連記事
ラブレターズのほかの記事
関連商品
リンク
- CONTENTS LEAGUE
- アッシュ・アンド・ディ・コーポレーション
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
ミルクティー大好き @catherine0041
俺たちいるんだぞ!ラブレターズ、全部吐き出した単独ライブ「SIREN」DVD化 - お笑いナタリー http://t.co/eMrLCGH1Lc