「共感百景」は各界から集まったゲストが、テーマにあわせて共感を誘う詩句“共感詩”を自由に創作する不定期開催のイベント。番組化されるのは今年1月に続き2回目のことで、
今回は1つのお題につき、6人の詠み人が1つの共感詩を発表するというルール。各お題ごとに特別顧問の俵万智と東直子が優秀共感詩を選出し、すべてのお題が終了したのちに、俵万智賞、東直子賞、そして最優秀賞共感詩が発表される。
お題は「メール」「写真」といった身近なものや、それぞれの人生が垣間見えそうな「傷」「思春期」など、計8つ用意されている。収録ではゲストたちが、さまざまな切り口でスタジオをハッとさせたり、心の内を覗かせもする共感詩の数々で歌人の俵万智や東直子をうならせていた。
収録を終えた劇団ひとりは、「今回は1テーマで1つだから、みんな一球入魂。1個1個のクオリティが高かったし、無難なネタが少なかった」と満足そう。2度にわたってテレビ番組化されたことについては「うれしいですね。 年に1回の特番だと新鮮味もあるし、1年かけて新しい詠み手と出会ってその人たちがテレビに出てくれるのが一番いい」と話し、イベントの成長を喜んだ。
またひとりが「共感百景」を通じて発見したことも多い。「芸人以外にこんなに面白い人たちがいるんだってびっくりしました。培ってきたお笑いのテクニックとかあるけど、結局やっぱり人間なんだなって。芸人が圧倒的に強いかっていうとそうじゃないのが『共感百景』の面白いところ。ミュージシャンの方も同じ土俵でハンデなしで、見事に笑いを取ってくれる」と語ったほか、「魅力的な人たくさんいるし、もっともっといろんな変な人に出会いたい」と、イベントの継続にも意欲を見せた。
芸人、ミュージシャン、作家など、さまざまなジャンルで活躍するゲストたちが披露する共感詩に期待しよう。
劇団ひとり コメント
気楽にケラケラ笑って観られますけど、意外と笑いながらちょっとアンニュイな気持ちになったりするネタもある。笑いながらも親の顔が出てきたり、中学校の同級生の顔が出てきたりとか、それがけっこう僕は好きです。
文字数以上の想像をこっちに与えてくれるっていうのが詩の魅力ですね。大喜利に見えるかもしれないけど、ちゃんと詩になってるなと思います。
共感百景~痛いほど気持ちがわかる あるある~
テレビ東京 2015年1月2日(金)23:15~24:40
<出演者>
MC:
解説:俵万智 / 東直子
ゲスト:
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俵万智 @tawara_machi
昨日は、テレビ東京「共感百景」の収録。「あるある」は、誰もが目にする道端の小石ひとつひとつに名前をつけていくこと…って言ったのを、RGさんが覚えていてくれて嬉しかった。
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