不気味な特殊メイクで宮川大輔が刺青入りヤクザゾンビに

2015年に全国公開される品川ヒロシ監督・脚本の最新映画「Zアイランド」において、宮川大輔がゾンビ役で出演することが発表された。

「Zアイランド」は哀川翔の芸能活動30周年を記念して制作された映画。哀川演じる元・宗形組の組長を中心に、家族愛と任侠の世界を描く感動アクションストーリーだ。宮川は宗形組と敵対する竹下組の組員・吉田あきら役で登場。組のドラッグを持ち逃げし、謎の疫病が蔓延する“銭荷島”に逃げ込む吉田は、発作に襲われゾンビ化してしまうという役どころとなっている。

宮川のキャスティングについて、KADOKAWAプロデューサーの二宮直彦は「本作において『吉田』は物語のツカミとして非常に重要な役なので監督からも大輔さんでぜひ、ということでした」と経緯を語り、「ゾンビと化した大輔さんの動きは必見。怖いのに愛らしさがあるのは大輔さんにしかできないものだと思います」とコメントした。

リアルさを追及したゾンビの造形は、ホラーやバイオレンス効果を得意とする西村映造が担当。ヤクザで刺青が入っているグロテスクな風ぼうのゾンビに、宮川のコミカルな動きが加わることで、人の心を惹きつけるキャラクターが完成している。

宮川にしかできないと言わしめたヤクザゾンビの動きは、ぜひ劇場で確認しよう。