本日10月7日、大阪・なんばグランド花月ビル1階にて、73歳の誕生日を迎えた
坂田は1964年に吉本新喜劇に入団したのち、3年後に漫才コンビ・コメディNo.1を結成。上方漫才大賞をはじめ数多くの賞を受賞したほか、「あーりがーとさーん」や「アッホ!」など、数々の名ギャグを生み出してきた。
来月11月23日(日)には同劇場にて坂田の芸能生活50周年記念公演「アホに感謝でありがとさ~ん!!」を上演。セレモニーには公私ともに仲のよい
MCは吉本新喜劇の西川忠志が担当。おなじみの曲「アホの坂田」に乗って坂田が登場すると、観客からは大歓声が沸きあがり、坂田が「ひとえにお客さま、そして両親のおかげです。ありがとさーん!」と挨拶を。まずはきよしが「今日まで厳しい芸能界でやってこられたのは坂田さんのおかげ」と、50年一緒に過ごしてきた日々を目一杯感謝。しかし話のあまりの長さに巨人から「1人1分って聞いてたんですけど」とツッコまれてしまった。
また、かつて海原かける・めぐるとして漫才をしていた池乃は「僕はもともと松竹芸能出身で、吉本に移ってきたんですが、入った頃すでにコメディNo.1は大スター。看板の違いを感じていました」と告白。現在は「同期のようなお付き合い」というほど仲よしだそうで、「皮膚科でシミのレーザー治療をしたんですが、『これは取れるか?』と次々聞いてくるので、だんだん面倒臭くなってきて、『もうすぐ全身焼かれますから!』と言いました」と明かし坂田からドツかれるという、絶妙な掛け合いを見せた。
そんな坂田に阪神も「73歳だが、病気知らずでどこも悪くない。きっと神経が死んでるんでしょう」と気の置けないコメント。そんな冗談を言いつつも、「僕たちの目線に立ってくれる素晴らしい師匠」と尊敬の念をのぞかせた。一方巨人も「入った頃から大師匠。ただひとつ心配なのは、50周年ということですが、来年まで持つかな」と相方同様歯に衣着せないジョーク。筋肉自慢だけに「これからは体を鍛えて、すばらしい50周年にしてください」と応援した。
健は50周年を祝って次々ギャグを繰り出すもまったくウケず、「僕のギャグは師匠直伝やのに」とガッカリ。また、坂田とは「ストリップ愛好会」を結成しているということで、「メンバーは2人だけです。関西はあらかた制覇しました。これからも続けて行きたい」と、元気よく宣言した。
そしてスペシャルゲストとしてきよしの妻で坂田とも仲がいい西川ヘレンが登場。坂田が「きよしさんが亡くなったら、嫁さんにもらおうと思ってる」と言うと、「私もそのつもりですよ!」と合わせるも、独り身の坂田が本当に心配なようで、「これからは素敵な人がそばにいてくれて、10年、20年と過ごせるよう募集しては。どうぞこの機会にお嫁に来てください」と呼びかけた。理想のタイプは、「しっかりした女性なら誰でもい」「年齢は25、6歳から、上は還暦まで」とのこと。「大切なのは心と心の触れ合い。僕ひとりでなく、奥さんも幸せにならんといかん」とポリシーを語っていた。
最後に、「私は幸せな男。先輩、後輩、関係者の方々に世話していただいて。これからもがんばるので、世話してください」と語った坂田。「一番の願いは嫁はんが欲しいわさあ。見に来てよ、待ってるわさ、アッホ!」と坂田らしく締めくくった。
「アホに感謝でありがとさ~ん!!」については、坂田の青春時代を描くストーリーとのこと。出演者はセレモニーの出席者のほか、若井みどり、ザ・ぼんち、大木ひびき、石田靖らで、スペシャルゲストにとして明石家さんまも出演する。さらに「アホと笑いを全国にばら撒きに行く巡業の旅」として、12月から日本全国で市民参加型のイベントを実施。10月30日(木)にはニコニコチャンネル「よしよし動画」で「よしもとグランドch~坂田師匠と中堅と、時々、若手~」が生配信される。そのほか「アホアホ扇子」「アホの茶」「阿呆の湯の素」などアホアホグッズの販売も。ぜひお楽しみに。
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不滅の恋人 @ImmotalBeloved
@pristinanomine 昨年の記事ですが、コレすごいなぁ。続けることの大切さを身をもって示してくれているのでしょうね。
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