さらば青春の光、3度目決勝「優勝しかない」

10月13日（月・祝）20時から3時間、コント日本一決定戦「キングオブコント2014」（TBS・MBS系）が生放送される。お笑いナタリーでは、決勝進出決定直後のファイナリスト10組にコメント取材を実施。決勝戦のネタ順に1組ずつ掲載している。

この記事で紹介するのは、昨年2013年に個人事務所「ザ・森東」を立ち上げたさらば青春の光。今回のファイナリストの中で唯一、3年連続決勝進出を果たした。

さらば青春の光は決勝戦のファーストステージでバンビーノと対戦する。森田が「対極」だと語る2組のコント。どちらに軍配が上がるのか、ぜひ生放送をお楽しみに。なお明日10月7日はラブレターズのコメントを掲載する。

さらば青春の光 コメント

──決勝進出おめでとうございます。今のお気持ちをお願いします。

森田：ほんまにただただうれしいっす！ この3年で一番うれしい決勝やなって思います。

東口：今年は期待してなかったからね。9組目に呼ばれたから……。

森田：毎年毎年「もうないな」って思ったところで呼ばれるからびっくりするんですよ。

──自信はありましたか？

森田：正直、ネタの自信はありましたけど、ウケ的な手応えがあんまりなかった。

東口：例年よりはね。2回戦から「危ないんちゃうか？」って話もしてて。

森田：そうなんですよ。なんか今年変な感じやなと。

──3年連続の決勝進出です。今年はここを見てほしいというポイントは？

森田：やってることはそんなに違ってないので、本当に“質”というか。

東口：「こういうコントで来たか」っていうところですね。

森田：あとは顔ですね。なんとなく最近気づいてきたのは、自分たちは顔芸なんだなって（笑）。顔を見てほしいですね。少しいい設定と、顔です。

──対戦相手のバンビーノの印象は？

森田：バンビーノは大阪のときから知ってるんですけど、変なネタばっかりするんですよ、あいつら！ 僕らと対極のところにおるから、あとはもう審査する芸人さんたちの好みにお任せしようかなと思います。とりあえずは仕上げて、勝ちには行きたいですけど。

東口：誰と当たっても厳しいなっていうメンツだったんで。後輩っていうだけでまだマシかなって。なんとか本番前にビビらしといたらちょっと怖気づくかな（笑）。

森田：でも、その上に（桂）きん枝師匠おるからなあ……。（バンビーノ藤田は桂きん枝の甥）

──お2人にとって「キングオブコント」とはどんな大会ですか？

森田：数少ない、僕らが出られるテレビ番組。

東口：年に1回の民放出演ですね。

森田：本当に今年こそアピールして、民放に呼んでもらえるようになりたいですね。TOKYO MXさんの番組（ ｢さらば青春の光 ふぁいなる｣）もあるんですが、ほかの局の味も知りたいというか（笑）。

東口：そのためには優勝しかないと思うので、今年は3度目の正直で。

森田：使わざるを得ない状況に持って行きたいです。

──お笑いナタリー読者にメッセージをお願いします。

森田：3年連続決勝進出という栄誉あるものをいただきましたので、それに恥じないように今年もしっかりと仕上げて、みなさまに笑ってもらえるようにいいコントします。

東口：とりあえず2本コントやるのは確定で、さらに今年は絶対に優勝して、ライブやら何やらでお世話になっているみなさんにどこかで還元できたらと思っております。これを機に飛躍していきたいです。